2018年 ◆優秀作品 ◆メカトラックス社賞
Oyster Master
チーム名: | オイスター☆ITOSHIMA |
メンバー: | ○黒崎 雄太 (福岡大学 工学部 機械工学科 4年) |
岸川 大地 (福岡大学 工学部 機械工学科 4年) | |
北川 聖人 (福岡大学 工学部 機械工学科 4年) | |
楢崎 さやか(福岡大学 工学部 機械工学科 4年) | |
廣田 将馬 (福岡大学 工学部 機械工学科 2年) | |
打越 流河 (福岡大学 工学部 機械工学科 2年) | |
竹石 憲人 (福岡大学 工学部 機械工学科 2年) | |
(○は代表者,所属・学年は参加年度時のものです) |
二次審査講評:
■審査委員 加藤 優(九州産業大学芸術学部 非常勤講師)
共振を利用するというアイデアは素晴らしく、どこから出てきたのかそれに至るプロセスにも興味がありますが、
アイデアを理論で解析し解決策を見つけ、実験によって実証出来たというプロセスは完結しており実際の実験映像も大変インパクトがありました。
ただしデザインは牡蠣のイメージというよりサンマを焼くのに適しているようにも見えます。牡蠣小屋に似合うイメージはどうか、
お客さんがさらに美味しいと感じるデザイン、カラーはどうか、或いはお店の人にとっては掃除しやすい、運びやすいなども考えられたデザインか。
そこまで考えた提案であれば最優秀賞であったと思います。
■審査委員 筬島 修三((一社)九州経済連合会 企画調査部部長)
一言でいうと衝撃的でした。いろいろプレゼンありましたが、この共振・非共振で生ガキの殻が空くという実証を見せられた、
これがダントツでした。 ただ、「デザイン」及び「パフォーマンス」にもうひとひねりあれば・・という案件でした。惜しかった。
■審査委員 永里 壮一(メカトラックス株式会社 代表取締役)
・生牡蠣は普通に食べられてると思いました
・生牡蠣の殻剥きの自動化はニーズありそう
・牡蠣の殻が開く原理はかなり面白いし、実際の動画もあり素晴らしかった
・最前列左側のダンスがキレキレでやりきってて素晴らしい!!
メカトラックス賞おめでとうございます。
技術的にはイチバンの内容で審査員の評価も素晴らしかったのですが、デザインとロボット化の部分で最優秀を逃しました。
事業化なども十分可能なアイデアと思います、今後の展開に期待してます!
■審査委員 田名部 徹朗(株式会社 三松 代表取締役 社長)
優秀賞受賞おめでとうございます。目からウロコの提案でした。
当社もぜひ製品化の協力をしたいと思っている提案です。分析・検証もしっかりできており、今回一番実用化が近いチームであると思いました。
しかし、機能を魅力的なものにするという意味での機器のデザイン性の低さが、せっかくの良いアイデアだっただけに惜しまれます。
一次審査講評:
・共振を使ったアイデア,力学解析すばらしい.造形性を磨けばなお良い.
・安全に必要な力を対象物にのみ伝え,大切な場所を傷つけないというアイデアが良い.
・個々には実現性がわかりますが,問題としている「複数」のときのことがわかると,もっと良くなると思う.
・アイデアは評価できるが,機械の内部構造があると良かった.貝柱が剥がれるのかは疑問を感じる.
・衛生面が不安.
・工学的な視点に優れている.牡蠣の殻の個体差(共振周波数の差)について検討があると,さらに良い.
・是非,実現して欲しい.