橋梁の種類と特徴について学ぶ!  
バランスドアーチ橋(アーチ橋の一種)
こちらはアーチ橋の架設工法による分類といえます.橋脚を挟んで左右対称に施工を進めることでアーチ部が倒れこもうとする力が橋脚の左右で均等に働くことから”やじろべえ”のように橋脚を中心としてバランスを取ることができます.
バスケットハンドル型ニールセンローゼ橋(アーチ橋複合形式)
左図に見るようにアーチ(両主構面)を橋軸直角方向に傾斜させて連結し橋梁全体のねじり剛性を高める構造をしています.
トラスドランガー桁橋(アーチ橋複合形式)
いわゆるランガー橋の剛な吊材部をトラスに置き換えた橋梁です.

斜張橋
塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造であり,鉛直に加わる力をケーブル軸方向の引張力に変換し,主塔をはさんだ反対側とバランスさせ,最終的には主塔鉛直方向の圧縮力に変換し主塔基部へと力を伝達します.ケーブルの張り方や力学的な特性などでいくつかに分類できます.

左図は基本的な斜張橋の形状であり,図中のケーブルが塔頂部に集中している形式を「放射型」(図-a),塔頂部に偏った状態で均一または不均一な間隔で集中している形式を「ファン型」(図-b),ケーブル同士が平行に張られている形式を「ハープ型」(図-c)と言います.また,ケーブルの張ってある軸方向を面として考えた場合には「一面吊」や「二面吊」があります.(斜張橋の主塔形状)

力学的な特性を知りたい方はこちらのFlashをご覧ください.

Wikipedia:  斜張橋


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