Symposium | この形式のコマが一番多かった。 50分なり110分なりの枠まるまる一つ使い、一つのテーマをめぐって複数の人が自分の視点を発表する形式。4人とか6人で、それぞれ15分ずつぐらい語っていた。 発表者達は仲間同士で、座長も仲間内で立てていた。 |
Paper session | この形式のコマ自体が少なかったので私は出ていないが、見に行った院生によると、いわゆるふつうの学会発表で、演者が入れ替わり立ち替わり、15分ぐらいずつ発表していたそうだ。原稿を読み上げる感じで、盛り上がりに欠けていたとのこと。 |
Poster session | これも日本と同じ。 びっくりしたのは、発表者が用事で来れなくて代わりの人にポスターを貼ってもらっている、という状態がちらほらあったこと。代理の人がポスターの番をしていて、誰かから質問されると、「I’m sorry、I can’t answer any questions.Because I’m just ’baby sitting’」なんて言ってた。 ‥そんなんでいいのか?! |
Workshop | 技法習得系の魅力的な題目だな、と思って見るとワークショップ、ということがあった。ワークショップは別料金で、事前の申し込みが必要。けど、当日でも頼めば、空き次第で入れてくれるかも。 |
Invited Adress | 招待講演で。1人で講演する場合もあれば、50分枠ぐらいに複数が講演する場合も。日本だと招待講演はひとりのビックネームを呼んで特別な時間が用意されていたりするが、ここではそんなことはなく、一般の発表枠にまじって招待講演枠がいくつも点在している。 |
Film Program | 映画のようなフィルムで伝えたいことを伝える、というセッション。字幕無しだから、ちょっとねえ‥。 |
Discussion | 見に行った院生によると、比較的少数の参加者が円形に座り、ワーワーとすごい勢いでディスカッションが行われており、入るのには勇気がいりそうだとのこと。 |
Exercise | これには驚いた。朝6:30〜7:30のセッションで、内容は要するに「運動」。日替わりで「海辺の散歩」「フラダンス」「太極拳」「ヨガ」といったメニューだった。「エアロビ」なんてのはなかった。アメリカ人は土着のものや東洋のものに関心が高いようだ。 |
Conversation Hour | 例えば大学を出てしまった人(オーバーマスターやオーバードクター?)が語り合うための朝食会、なんていうメニューが。 |
Business Meeting |
各Division(領域)の会議で、誰にでも公開されているそうだ。 |
Sosial Hour | これもDivisionに関する時間。出なかったので様子が分からない。 |
Hospitality Suite |
学会期間中、各Divisionはそれぞれホテルの一室を借りていて、Divisionの仲間たちはそこを溜まり場として、空き時間に戻ってきてはくつろいでいる様子だ。Hospitality Suiteは、そのたまり場で行われる小規模の座談会等だ。家庭的な雰囲気で、お茶やお茶菓子も出される。英語のHospitaには、もてなすとか世話するという意味があるようだ。 英語がある程度できる人にはぜひお勧め。英語ができないけど度胸がある人にもお勧め。Hospitality Suiteの講師をするような人は、学会内で個人発表もしていたりするので、そちらに予め出て資料をもらったりすれば、話の内容がつかめるかもしれない。 Hospitality Suiteの詳細は後述する。 |