(一社)日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門主催 九州地区競技会

フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ2023

2022年 ◆最優秀作品 ◆三松社賞
ムササーチ


チーム名:リベンジャーズ
メンバー:○篠原 大和(福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 1年)
 中津留 旭(福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 1年)
 後藤 隆継(福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 1年)
 矢永 一樹(福岡大学 工学部 機械工学科 4年)
 坂田 奏真(福岡大学 工学部 機械工学科 4年)
 坪田 雄馬(福岡大学 工学部 機械工学科 4年)
 梁元 航大(福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 2年)
 井手 俊佑(福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 2年)
 白 泳宙 (福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 2年)
 前田 能輝(福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 2年)
 進藤 祐希(福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 1年)
 古賀 優希(福岡大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 1年)
 内藤 大裕(九州大学 大学院総合理工学府 総合理工学専攻 2年)

ムササーチ ポスター1 ムササーチ ポスター2

二次審査講評:

■審査委員長 筬島 修(一般社団法人九州経済連合会 産業振興部長)
 まずは悲願達成おめでとうございます!今回はムササビをモチーフにした森林保全の提案でした。モックアップもよくできていました。森林の整備・保全は、SDGs・CNの実現に不可欠な課題ですし、提案のようにAI等を活用して、省力化・効率化を推進し、森林整備を促進していくという考えは正解だと思います。強いてあげれば、このアイデア(ドローン・AI活用策)は、他でも存在していると思われますので、もう少し中身の充実、例えば取得したデータ活用策とかまで踏み込んでいたら、さらにより良い提案になったと思います。

■審査委員 田中 久生(福岡市科学館 サイエンスコミュニケーター)
 プレゼンテーションの際に、課題を解決するための必要な項目をしっかりと調査・考察していると感じました。また、ロボットが稼働した際の問題点をしっかりと洗い出し、対策を検討していることで、実現性が高いと感じました。それらによって、全体を通して、非常に説得力のある発表でした。もし付け加えるならば、ドローンの大きさなども具体的に発表の中に入っていると、ロボットの稼働している姿がイメージしやすかったです。
 最優秀賞、三松社賞おめでとうございます。

■審査委員 加藤 優(九州産業大学理工学部 非常勤講師)
 最初のプレゼンテーションでしたがスライド、発表者の説明ともに分かりやすく、よく整理して準備されているなという印象を受けました。伐採すべき木を検出するAIと地形を把握するソナー及びカメラによって必要なデータを取得し、それらをアプリを介して伐採対象の木を選択し、そのための安全な最適ルートも導出するという提案でした。AI等の先端技術的な事は私には良く解らないのですが、実現の可能性を感じましたし、またムササビの3Dモデルも良く出来ていました。寸劇は面白かったのですが例年に比べて若干抑え気味で、本筋のプレゼンテーションに今回重きを置いたのが最優秀賞につながったかと思います。チーム名の通りリベンジを果たす結果となる最優秀賞、おめでとうございます。

■審査委員 永里 壮一(メカトラックス株式会社 代表取締役)
・プレゼン資料が分かりやすくストーリーがしっかりまとまっている、プレゼンターが落ち着いていて上手
・ムササーチのデザインが良い(ムササビ型クアッドコプターは構造上も合理的)
・カメラとソナー、複数センサの使い分けは良く考えられている
・伐採場所へのルート案内機能は素晴らしい
・ムササビ保護の観点でのムササビ型のデザイン、着眼点素晴らしい
・プレゼン、演技、ストーリーも本当に良かったです

■審査委員 田名部 徹朗(株式会社 三松 代表取締役)
 まずは、悲願の優勝おめでとうございます。苦節17年、先輩たちの苦労がようやく実り良かった、よかったと思っています。発表は、地域だけでなく日本全体の課題である林業問題について真正面からアプローチしたものであり、すぐ導入できるドローン、AI技術や安全ルート設定技術を課題解決方法として効果的に組み合わせることで、要素技術開発をあまり必要としない、実現性の高い発表となっていたと思います。評価項目には入っていませんがプレゼンもわかりやすいものとなっており理解の一助に効果的であったと思います。三松賞も上記に大変感銘を受け贈らせていただきました。最後に、今年は例年に比べ定番のパフォーマンスに雑さが見られました。逆にこれが優勝の原動力につながったかもしれませんが是非来年は課題解決プレゼンよりパフォーマンスを充実していただき二連覇に花をそえていただえればと思います。次回に向けて精進してください。


一次審査講評:

・デザインはかわいらしいが,森林での調査項目が不明瞭に思う.
・ムササビの形をする必要はないと思いますが,すぐにも実現しそうです.
・カメラとソナーで広範囲な地形データが取得できる,具体的な方法について説明があれば説得力が増すでしょう.
・現用のアイデア(技術)との差別化というか,新規性の面で今一歩かな?目の付け所は悪くないと思う.
・人が立ち入れないような山林や川の反対側にある山などを調査する場合は有用であると思いました.デザインも面白いと思います.
・林業従事者の負担を軽減する森林管理用探索ドローンです.必要な機能・システムがムササビ型のかわいらしいデザインとうまく融合されたすばらしい作品です.実用性や実現可能性もかなり高いと思います.
・林業の安全対策としてアプリで危険度を示すプランが良かった,異常検知AIの説明内容が,林業とのつながりをもう少し丁寧にしてもらいたかった.
・今後ロボット化が求められる作業だと思います.森林内部ではGPSで自己位置が取れなくなるかもしれないので,その場合の対処法を考えたら良いと思います.