■応募作品・一次審査の講評(エントリー順)
- マックスコーヒー:自動栗拾い分別機「IGAIYAKUN」
- SOS団:〜生徒の学習と健康をサポート〜「勉くん」
- スクラム:救助用ボート「ARS」
- 510:プラズマ空気清浄ロボット「COVID-510」
- Team 近大:ジェリイット
- South Mountain:銀杏回収ロボット 銀太郎
- モンティ:RCDR
- チーム8:Schneidet
- グループ9:田畑の巡回ドローン
- 駅INさん制作委員会:駅INさん
- MFO制作委員会:MFO(Many Functions Offer)
- 掃除支援部:Hospital cleaner
- mmkkii(ミッキー):手
- チーム4:居酒屋ロボ男
- チーム06:自動ゴミ収集車
- 08小隊:「RK-20M」
- Free Dream:観光案内ウサギ型ロボット「T - i - F - R」
- 世界をキュウシュウするけん:”案内”を”安全”にする「NAIZEN」
- Farm From Marine:遠隔農耕地管理支援ロボット「畑守りジョーズ君」
- タビシタイ:「タビスル」
- アズーマー完全体:水草刈り取りロボット「A.Pトリマー」
- MEGAne:浴槽掃除ロボット「よーく洗えるくん」
- RMU団:九重夢大吊橋点検ロボット「DSBI」
- 15度目の挑戦:リモート理髪ロボット ASURA
- Tree:森林観測自動化テレロボ「おーびっとくん」
●チーム名:マックスコーヒー
所 属 :大分大学
テーマ名:自動栗拾い分別機「IGAIYAKUN」
- イガ栗以外も吸い上げないか?熊本が栗の収穫量全国2位(2018年)であることを示していない点は残念.
- 実際のフィールドの調査があれば良かったかと思う.
- デザインはよく検討されていますが,剥き機能などの実現性も詳細な説明があると良いです.
- いがと栗をわける具体的な機構の提案がほしい.
- どうやって探索範囲内で栗を探すのか等,もう少し詳細な機能説明,提案があると良い.
- 拾ってすぐに,イガ栗をイガと栗とに自動で分ける.
- 剥き機構の詳細を書いて欲しいです.
- 機能性・実用性は高く有用だと思いますが,自動化中心で考えられているように感じました.今回のテーマである遠隔操作を自動化とどのように組み合わせるかについて検討があるとさらによかったと思います.
●チーム名:SOS団
所 属 :大分大学
テーマ名:〜生徒の学習と健康をサポート〜「勉くん」
- AIによる学習補助の具体的方法が理解できない.空気清浄機能があればより実用的ではないか.
- 既存のロボットとの比較をしてほしかった.
- 学校などでの活躍が期待できます.機能を限定して深化するのもよいと思います.
- 企業で出している学習プログラムとの違いを明確にするとよい.
- ヒューマノイド型のロボットにするメリットをもっと感じられると良い.
- 1台に様々な機能が搭載し,学習と健康をサポートするロボット.
- 課題1〜4はそれぞれすでに実現されていると思いますが,ロボットに機能を集約する必要性があまりないような気がしますので,説得力がある説明が欲しいです.
- コロナ禍の今,教育現場でまさに必要なロボットだと思います.遠隔操作がどのように入ってくるのか,ロボットの胸のところにある黒い部分がどのような機能をもっているのか,について説明がほしかったです.
●チーム名:スクラム
所 属 :大分大学
テーマ名:救助用ボート「ARS」
- 収納状態が理解できない.ボート接続部の強度や防水方法などについて説明があればより実用的.
- 被災地は複雑環境になると思われ,リモート操作の困難さをどのように解消するか,記載してほしかった.
- 救命ボートを組み立てるというアイデアは面白いですが,実現可能でしょうか?
- 具体的なメカが1つでもあると説得力が生まれる.
- 動力が不明です.
- 民間でも安全に救助が出来るボート.
- 水害現場は水没している場所と水がない場所があるので,両方の場所を自動で移動できるようにした方が良いと思います.
- 複数のボートが情報を共有して群ロボット的に協調し,避難所や消防署とも連携して救助活動を行う点が面白いと思いました.
●チーム名:510
所 属 :大分大学
テーマ名:プラズマ空気清浄ロボット「COVID-510」
- 課題の2番目(プライバシー保護される?)・3番目(突起部分はどこ?)の説明が理解できない.プロペラが5つである理由は?遠隔操作型であれば実用性が高くなると考えられる.
- 開放された空間に適用しても効果はほとんどないように思われた.吹き飛ばすことをメインにしたらどうか.
- 一般のドローンとの違いなど,差別化ができると良いと思います.
- 空気清浄が目的であるならば,人の体温の高低ではなく,空気自体で評価,行動すべきでは?
- ドローンと空気清浄機を融合させ,ドローンの気流を利用しウイルスを除去する.
- 人が密集しているところを飛行するので,安全対策についても書いて欲しいです.
- 着眼点がよく,今あるとうれしいロボットだと思いました.「全ての機能を自動で行う」と説明されていますが,今回のテーマである遠隔操作の要素が組み込まれているとさらによかったと思います.
●チーム名:Team 近大
所 属 :近畿大学
テーマ名:ジェリイット
- ロボットは魚型のものを指しているのか,センサ付き定置網まで含めているのか不明.クラゲ検出用センサは,どのようにしてクラゲだけを検出する?アイデアが良い.
- かわいらしいデザインが良い.どの程度の細かさで切断すればクラゲが死ぬか,エビデンスがあるとよかった.
- よく考えられたデザインと,クラゲ除去というほかにない機能,提案が期待できます.
- クラゲがなぜ処理されるのか,仕組みがよく理解できない.
- ロボットの移動機構がよくわからない.
- 自動的にクラゲを除去,魚の数を計測する.
- エチゼンクラゲのような大型クラゲもこのシュレッダーで除去できるかが気になります.
- 全体のシステム構成やクラゲ除去の流れなどがよく検討されている秀作だと思います.自動化と遠隔操作のバランスもよいと感じました.
●チーム名:South Mountain
所 属 :久留米工業高等専門学校
テーマ名:銀杏回収ロボット 銀太郎
- ノズルは銀杏以外も吸引しないか.また,ノズルは左右方向しか動かないが凸凹のある場所で吸引できる?回収した銀杏は捨てるの?
- 銀杏ならではの工夫があれば良かった.
- 各地の公園などで活躍できそうなコンセプトに思います.
- イチョウの木の位置は把握されているのでは?人の指示は必要でしょうか?
- 銀杏を自動で回収.
- 環境との衝突防止機能や,回収ルートの決定などについての説明があった方が良いです.
- 銀杏の回収について,大よその場所を人が指定し,その周辺でロボットが自律的に回収する方法が採用されており,遠隔操作と自律制御の分担について検討している点がよいと思いました.
●チーム名:モンティ
所 属 :福岡大学
テーマ名:RCDR
- ドローンの使用は思いつきやすい.ロボティクス・メカトロニクスの観点からより具体的にアイデア,機能性・実用性などを提案することが必要であると考える.
- ファイルの提出ミスなのか,具体的な説明が抜けていました.
- RCDRとは何?
- ドローンで消毒液散布.
- 人が操縦するより自動で消毒してくれる方が良いです.
- カメラで消毒をした場所を記憶して色付けすることで消毒のし忘れを防ぐアイデアはよいと思います.ポスターは全体的に説明不足で提案内容についてもっと細かいところまで知りたかったです.
●チーム名:チーム8
所 属 :福岡大学
テーマ名:Schneidet
- 伐採ロボットが自律型・遠隔操作型のいずれか不明.どのような状況においても使用できるとは考えにくいので,適用可能範囲が示されていると良い.
- 具体的なデータや設計情報があれば良かった.
- アイデアは期待されますが,伐採時の反力など実現性を熟考できたらと思います.
- 造形をきちんと制作すれば,よりよい作品になると思う.アイデアはおもしろい.
- 伐採した木はどうするのか(回収等)?
- 伐採ロボ.
- 伐採した木を自動で運ぶ機能があればもっと良いと思います.
- 林業の課題が良く調べられており,テーマの選定について評価できます.回転式台座を二段にしていたり,ロボットアームの関節配置に工夫がみられたり,機構についてよく検討されていると思います.
●チーム名:グループ9
所 属 :福岡大学
テーマ名:田畑の巡回ドローン
- プロペラ2基でどのように飛行するのかなど,メカニズム不明.単なるドローンではなく鷹に似せる点は良い.
- 二つのロータではバランスをとるのが難しいと思います.
- ドローンに装飾することで機能性を高めています.
- もう一歩踏み込むとおもしろい.
- せっかく飛ばすなら,他の獣からの被害を防ぐ方法があるとなお良い.
- 畑の監視を鷹デザインのドローンで行う.
- 窃盗者の識別方法についての説明が欲しいです.
- カラスの天敵である鷹をイメージしたデザインが凝っていてすばらしいと思いました.窃盗者を発見した際にロボットで直接攻撃するわけではなく,カラーボールを発射するところに優しさを感じました.
●チーム名:駅INさん制作委員会
所 属 :福岡大学
テーマ名:駅INさん
- 車イスの方との対応イメージ図がなく,理解できない説明文が多い点が残念.アイデアは良い.
- 実用性は高いと思います.特に乗り降りの補助機能の詳細が欲しい.
- 社会問題になっている事項へのチャレンジで,より具体的な提案が期待できます.
- アイデアはおもしろい.
- 遠隔とはいえ対応者(操作者)を確保する必要があるのは変わらず,問題解決になるのか?
- JRでの車いすの補助を遠隔で行う.
- 車いすをどのようにして車両内に移動させるのかを図で説明してくれた方が分かりやすいです.
- この課題を見出し,遠隔操作により解決策を提案している点がすばらしいと思います.操縦者の顔が写し出されるモニタの高さを車いすの方の目線の高さに合わせるなど,設計に優しい配慮が感じられました.
●チーム名:MFO制作委員会
所 属 :福岡大学
テーマ名:MFO(Many Functions Offer)
- 既存運搬用ロボットとの違い,具体的なメカニズムなど示されていない.ロボティクス・メカトロニクスの観点からより具体的にアイデア,機能性・実用性などを提案することが必要であると考える.
- すでにある配膳ロボットとの違いの説明が必要.
- シンプルなデザインで実現可能性のある機能にまとめています.
- すぐにでもできそう.具体的なメカ機構などがあるともっといいものになる.
- 具体的な役割がイメージしにくい.
- 物を受け渡す.
- 現在の技術で実現できると思いますので,何か新しい機能があると良いと思います.
- シンプルですが必要性が高いロボットだと思いました.重心を低くして安定性を向上させたり,ユーザーが使いやすく,親しみやすいデザインに仕上げているところが評価できます.
●チーム名:掃除支援部
所 属 :福岡大学
テーマ名:Hospital cleaner
- 既存掃除用ロボットにゴミ箱回収機能を追加しただけのように感じられる.ロボティクス・メカトロニクスの観点からより具体的にアイデア,機能性・実用性などを提案することが必要であると考える.
- すでにある清掃ロボットとの違いの説明が必要.
- 従来の清掃ロボットなどと比べたときの機能の違いなどが強調されると良いと思います.
- この提案における「気配り」とは何?
- 病院何を遠隔で清掃.
- AIだけでは出来ない部分を人が操作することで補うアイデアは良いと思います.
- ニーズの高い提案であると思います.AIでは気配りができないところを人が遠隔操作で行うのもよいと思います.折角アームを付けるのであれば掃除とごみ箱回収以外のこともできるとさらによいと思いました.
●チーム名:mmkkii(ミッキー)
所 属 :福岡大学
テーマ名:手
- ハンドを用いようとするアイデアは良いが,ロボティクス・メカトロニクスの観点からより具体的にアイデア,機能性・実用性などを提案することが必要であると考える.
- 類似の取り組みはありますので差別化が必要.
- コンセプトはおもしろいと思いました.具体的な機能や利用方法の説明があると良かったです.
- 手の感触を伝えるには,どのような技術を用いればよいのか,示してくれると,より説得力がでる.
- 触覚を通信で伝送しようとするアイディアが良いと思います.
- ロボットハンドを用いたメリットを分かりやすくしてほしい.
- 遠隔で手のぬくもりを伝える.
- 手だけでなく他の部分も伝達出来たら良いと思います.
- 遠くにいても身近に感じられるようなロボットのニーズはとても高いと思います.手の感触と熱を振動にして遠くに伝えると書かれていますが,その原理に興味をもったのでもう少し詳しく説明してほしかったです.
●チーム名:チーム4
所 属 :福岡大学
テーマ名:居酒屋ロボ男
- アイデアは良いが,それを具現化する方法がほとんど示されていない.
- 図の説明が欲しかった.
- 提案する機能の詳細についてのスケッチや説明があると良かったと思います.
- 提案したことを実現する方法を考えてほしい.
- 居酒屋で働くロボット.
- 調理ロボットや配膳ロボット等の説明がもっと欲しいです.
- 安全面,衛生面に配慮し,完全に自動化するのではなく遠隔操作も利用する点がよいと思いました.ロボットを導入する利点も明確にまとめられています.ポスター2枚目の絵に度肝を抜かれました(笑).
●チーム名:チーム06
所 属 :福岡大学
テーマ名:自動ゴミ収集車
- ゴミがどのような場所に出されているか,もっと詳しく調べる必要がある.例えば,扉のついたケージ内のゴミは回収できないのではないか.
- ポスターでは視覚的な情報をメインにするほうが良いです.
- 期待される機能ですが,実現のための具体性に欠けます.
- ごみとその他をどのように判別するのか説明がほしい.
- 効率が良くなる理由がよくわからない.
- 自動でごみ回収.
- モジュール化によってごみ収集だけでなく,雪かきにも使えるのは良いと思います.
- AIによる自動運転と遠隔操作を組み合わせる点がよいと思いました.また,二つのごみ収集方法をモジュール化し,ごみの量で使い分ける点もとても興味深いです.作品名はもう一ひねりほしかったです.
●チーム名:08小隊
所 属 :福岡大学
テーマ名:「RK-20M」
- アイデアは良いが,ロボティクス・メカトロニクスの観点からより具体的にアイデア,機能性・実用性などを提案することが必要であると考える.
- ポスターでは視覚的な情報をメインにするほうが良いです.
- 機能とデザインのアイデア出しをもう少しできたらよかったと思います.
- プロペラとアーム(らしきもの)があるのは分かるがそれ以外の機構が分からない.
- しんかい6500.
- 搭載しているアームでどのように作業を行うかの説明があった方が良いです.
- 実体験に基づいて課題を抽出し,それを解決する遠隔操作ロボットを提案している点は高く評価できます.必要な機能も具体的に絞り込まれています.ロボットの外観も愛着のわくデザインにまとめられています.
●チーム名:Free Dream
所 属 :九州産業大学
テーマ名:観光案内ウサギ型ロボット「T - i - F - R」
- 過去のデザインコンペにおいて,似たような提案が存在する.飛行機能が必要な理由が不明.
- 飛ぶのは難しそうです.
- 親しみあるデザインです.浮上機能などの実現性には少し疑問があります.
- 飛ぶ機能をつける理由は何?
- 遠隔で旅行する.
- 小型カメラではなくVRで臨場感ある映像で伝えた方が良いと思います.
- コロナ禍で落ち込む観光業の助っ人になり得るすばらしい提案だと思います.お土産が買える機能もよいと思いました.外観もかわいらしいデザインですが,うさぎが空を飛ぶ姿はイメージできませんでした.
●チーム名:世界をキュウシュウするけん
所 属 :九州産業大学
テーマ名:”案内”を”安全”にする「NAIZEN」
- 着眼点も良いし,全体的に説得力のあるポスターになっている.
- 子供やお年寄りに受け入れられやすいデザインを考えてはどうでしょうか?
- 全体の構造とアイデアのポイントが不明瞭に思います.
- 実際に求められているニーズだと思う.アイデアもおもしろい.
- ロボットを介する必要性があまり感じられない.
- 遠隔で観光案内.
- 高齢のボランティアガイドがロボットを操縦しやすくする工夫についての説明が欲しいです.
- ボランティアガイドのテレワークを可能とする大変興味深い提案です.何よりデザインが斬新ですばらしく,荷物を運ぶかごや安全性を確保するための緩衝材の設置など細部までしっかり検討されています.
●チーム名:Farm From Marine
所 属 :九州産業大学
テーマ名:遠隔農耕地管理支援ロボット「畑守りジョーズ君」
- アイデアは良い.しかし,さまざまな作物が植わっている環境下での具体的な挙動がイメージできない.
- かわいらしいデザインが良い.農作物によって仕様が異なると思われ,ある程度限定してサイズ等に関する具体的な情報があれば良いと思いました.
- よく練られたデザインと,実現可能性のある機能が評価できます.
- 各作業についてよく考えられている.
- 害獣対策は良いが,その害獣を見つけるために人が操作し続けるのか?
- 畑を守る,除草作業.
- 除草作業も自動で行えるようになるとより良いと思います.
- 「雑草」と「害獣」の両方に対応できる頼もしい遠隔管理ロボットが提案されており,機能面,デザイン面ともに優れたすばらしい作品だと思います.すぐにでも実現できるくらいに詳細までよく検討されています.
●チーム名:タビシタイ
所 属 :大分大学
テーマ名:「タビスル」
- 現地は多くのロボットで混雑しないでしょうか.また,買い物時の代金支払い方法は?それらの対策などが示されていると良いですね.
- 既存のガイドロボットとの違いを明確にしてもらえるとよかった.
- 実現性は高いと思いますが,アイデアとしてはもう一工夫が欲しいところです.
- 近い将来,このようなロボットが実用化されると思う.
- 一人1台使用した場合,ロボット同士が邪魔になるのでは?
- 遠隔で観光する.
- クローラ型ロボットは操作性が悪いので,観光客が簡単に操縦できる工夫がいると思います.
- コロナウィルスの影響で打撃を受けている観光業の復興につながるすばらしい提案だと思います.段差昇降機能等もついており街歩きや買い物に利用可能ですが,現地までどのように運ぶかが課題でしょうか.
●チーム名:アズーマー完全体
所 属 :大分大学
テーマ名:水草刈り取りロボット「A.Pトリマー」
- アイデアは良い.オオセキショウモは簡単に引き抜くことができるのか,アーム形状やアームで持ち上げるために必要なパワーなど,検討が必要ではないでしょうか.キャタピラ駆動部の防水対策は?
- メカの詳細説明があれば良かった.
- 提案するアイデアはおもしろいと思いますが,アームで挟んで水草を引き抜けるのでしょうか?
- 水中での作業は,もう一工夫ほしい気がする.
- 提案している刈り取りプロセスで水草をきちんと抜きとれるのか?
- 水草を除去し,スクリューで回収する.
- ロボットの大きさが書いていないですが,2mの水草を回収するとカゴがすぐに一杯になると思いますのでそのあたりの説明が欲しいです.
- オオセキショウモの大量繁殖問題を解決する有用な提案がなされています.水草を刈り取るメカニズムは改良の余地があるように思います.遠隔操作がどのように組み込まれるのか説明がほしかったです.
●チーム名:MEGAne
所 属 :大分大学
テーマ名:浴槽掃除ロボット「よーく洗えるくん」
- このロボットにより感染リスクが抑えられる理由が不明です.図からは""高圧""洗浄できる仕組みがわかりません.このロボットの構造で浴槽を隈なく掃除できるのでしょうか.
- メカの詳細説明があれば良かった.
- 洗浄力の反力を抑えられるのかどうか気になります.
- 全浴槽掃除をどうやって実現するのか?
- 全自動浴槽掃除.
- 着想が面白いと思います.確実に汚れを落とす工夫について説明があると良いと思います.
- ブラシ洗浄と高圧洗浄を組み合わせて浴槽を清掃するロボットが提案されており有用であると思います.ブラシがどのように上下に動くのか,遠隔操作がどのように入ってくるのか説明があるとさらによかったです.
●チーム名:RMU団
所 属 :大分大学
テーマ名:九重夢大吊橋点検ロボット「DSBI」
- アイデアは良い.このロボットはどのようにすればケーブルに取り付けることができますか.橋からワイヤーを一旦取り外すのでしょうか.つり材は点検できそうですが,主ケーブルはどうするのでしょう.
- 実用性は高いと思います.見た目も工夫してほしい.
- ワイヤーの移動機構と検出機構が不明瞭でした.
- どうやって点検するのかを分かりやすくしてほしい.
- ワイヤローブの点検を遠隔で行う.
- 提案機構では縦に取り付けられている補助ワイヤの締結点を超えていくことが難しいように見受けられるので,そのあたりの工夫について説明があると良いと思います.
- 九重夢大吊り橋の点検を安全に行うロボットの提案がなされています.機械的な点検だけでなくカメラを用いて熟練の職人さんが遠方から目視検査も行うことで点検の確実性を高めている点が興味深いです.
●チーム名:15度目の挑戦
所 属 :福岡大学
テーマ名:リモート理髪ロボット ASURA
- サイドBのロボットの腕が4本である理由が不明.また,360度はどの軸方向に対して回転するのかも不明であり,このロボットで美容師が作業できるイメージがわかない.
- 見た目が手術ロボットに類似.オリジナリティが欲しかった.
- 理容の遠隔化は期待される技術ですが,安全性にも考慮してもらえたらと思います.
- 手術でも遠隔ロボットがあるので可能かもしれない.ただし現在ではコストが合わないと思う.
- 触覚はどうするのか?
- 遠隔で理髪を行う.
- これによりお店に行かなくてもカリスマ美容師にカットしてもらえる可能性が広がりますが,安全性を保つのが難しいと思います.
- 客と美容師のマッチングを行う遠隔理髪システムのアイデアはとても面白いと思います.ロボットの機構について詳しい説明があるとさらによかったと思います.
●チーム名:Tree
所 属 :日本文理大学,九州工業大学,千葉工業大学
テーマ名:森林観測自動化テレロボ「おーびっとくん」
- カメラなしで,どのようにして樹木の質や種類などを特定するのでしょうか.
- 音声情報処理について説明が欲しかった.
- 肝心の樹木サイズの計測手法が不明瞭に思いました.
- ロボットの必要性や背景,メカニズムなどしっかり説明されていて説得力があると思います.
- 移動経路をどうやって決定するのか?
- 自動で樹木を計測する.
- 音波だけで位置や樹木の質や種類をどのように計測するのかの仕組みについて説明が欲しいです.
- 走行中にロボット自身が発するモータ音を利用して樹木計測を行う点が面白いと思いました.既存のローバやドローンに搭載して利用できるので応用範囲が広く実用性が高いと感じました.