2018年 ◆佳作 ◆福岡市科学館賞
Dr.あまおう
チーム名: | D&K |
メンバー: | ○鏡原 秀進(近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 2年) |
辻 恭一(近畿大学 産業理工学部 建築デザイン学科院 1年) | |
湯野 翔哉(近畿大学 産業理工学部 建築デザイン学科 4年) | |
安部 伶 (近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 2年) | |
奥村 亮太(近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 2年) | |
三宅 優平(近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 2年) | |
栗田 湧 (近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 2年) | |
大屋 隼斗(近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 2年) | |
石塚 康真(近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 2年) | |
大山 颯斗(近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 1年) | |
M口 朋也(近畿大学 産業理工学部 電気電子工学科 1年) | |
藤木 友端(近畿大学産 業理工学部 電気電子工学科 1年) | |
太田 佳希(近畿大学産 業理工学部 電気電子工学科 1年) | |
古賀 光 (近畿大学産 業理工学部 電気電子工学科 1年) | |
(○は代表者,所属・学年は参加年度時のものです) |
二次審査講評:
■審査委員 加藤 優(九州産業大学芸術学部 非常勤講師)
4台のカメラによる360度チェック、一株あたりの病気確認所要時間5秒、ロボットの寸法が畝の幅・高さに対応して幅200mm/高さ240mm可変する、
というようにきっちりと量的・数値的な観点で正確に検討しているのは(研究として当然ですが)大変良いと思いました。
デザインはまだ「ただの箱」のレベルなので、農家の皆さんがこのロボットとともに病気確認作業の負担がなくなって楽しく作業しているというイメージ、
或いは実際に使用している時のイメージ(あっ、ハンドルが必要だな等)を膨らませると、さらに相応しいデザインのアイデアが出たのではないかと思います。
■審査委員 筬島 修三((一社)九州経済連合会 企画調査部部長)
福岡県の代表的な農産物である「あまおう」が作付け面積、農家がともに減少してるという事実に驚き、
ここで提案されているようなアイデアを早く打たないと取り返しがつかなくなると気づかされました。
農家の重労働の軽減化がこのアイデアの根本で、その中の病気確認作業を軽減するものですが、
検査だけでなく収穫までもっていけるアイデアであればもっと高評価だったと思います。
■審査委員 永里 壮一(メカトラックス株式会社 代表取締役)
・プレゼン中の寸劇やデモが良かった
・外観には寸法などが入っているほうが分かりやすい
・カメラの機構は良いアイデア、説明とデモも分かりやすい
・キャッチャーの機構は良いアイデア
・タブレットでの表示例を提示され、分かりやすい
・コスト(100万円)の根拠があると尚良い
・カメラ4つ使用する理由の説明も良い
・飛行型ドローンとかでやるととても面白いかも
■審査委員 田名部 徹朗(株式会社 三松 代表取締役 社長)
インバウンドの方々にも大人気のあまおう。
その収穫アップと高齢化するいちご農家の負担軽減を調査・分析の上「早期の病気発見」をテーマに絞ったのは良い着眼と思いました。
農家の収入に対して販売価格100万円を実現していくハードルはまだまだ高いですがぜひ実現していただきたい提案でした。
一次審査講評:
・デザイン画がすばらしい.機能と構造の関係性がもう少し分かりやすいと良い.
・対象を限定することで課題を絞り込み,仕組みをしっかり考えている点が良い.
・アイデアは良い.しかしもっと効率の良い方法がありそうに思える.
・よく検討している.移動メカニズムの説明があると良かった.
・イチゴ栽培はハウス内で行うのでロボット導入の実現性は高いと思う.構造・機構が不明瞭な点が残念.
・AIの利用が書かれており,感染から枯れるまでではなく,感染から次の感染までの方が良いと思う.
この部分についてもう少し情報を知りたかったです.
・病変部位の切除機構及び手順について図解等の説明があった方がわかりやすい.