(一社)日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門主催 九州地区競技会

フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ2018

2015年 ◆佳作
安全な野焼きを実現「Burning Off Dead Grass Robot」


チーム名:knct-drone
メンバー:○上小手 慈晃(熊本高等専門学校 制御情報システム工学科 5年)
 緒續  隆人(熊本高等専門学校 制御情報システム工学科 5年)
 田崎  詩苑(熊本高等専門学校 制御情報システム工学科 5年)
 辻  凌太郎(熊本高等専門学校 制御情報システム工学科 5年)
 (○は代表者,所属・学年は参加年度時のものです)

Burning Off Dead Grass Robot ポスター1 Burning Off Dead Grass Robot ポスター2

二次審査講評:

審査委員長 佐藤 昭則(九州産業大学 芸術学部 デザイン学科 講師)
・野焼きの現場での危険な作業を肩代わりする,地元への思いが高く評価されました. ロボットの作業能力などを想定すると小型ドローンではなくある程度大型の無人ヘリコプターの様なものになるのではないかとの意見も聞かれました. 提案に至る背景やコンセプトについては十分その必要性が感じられます. 今後のロボット技術の進歩で可能となることが期待される提案だと感じました.

審査委員 谷 哲哉(福岡市経済観光文化局 創業・立地推進部 新産業振興課 課長)
・話題のドローンを農業に活用した面白い提案だったが,やや機能を盛り込みすぎだったように感じる.

審査委員 筬島 修三((一社)九州経済連合会 産業振興部長)
・高齢化・人口減少で維持が困難になってきた阿蘇の野焼きに着眼したところは地方創生の点からも高評価でした. ドローンで省人化し,なおかつ臨場感ある映像などは観光資源に使えるのではないかとも思いました. まわりが大学生ばかりの中でよく頑張ってプレゼンしたと思います.

審査委員 永里 壮一(メカトラックス株式会社 代表取締役)
・ドローンの企画は今回多かったですが,用途が具体的でわかりやすかったです. ペイロードや滞空時間などスペック的なモノは既存の機体とのアナロジーで簡単に出せると思いますので,それらをベースにもう少し具体的な説明があったほうが良かったと思います. あとは,着火だけでなく海外での山火事の初期消火など,違う用途の検討も面白いのではと感じました.


一次審査講評:

・アイデアは面白い,ニーズも高い.
・もう少しアイデアがほしい.
・1台で使うか,複数台か?
・点火する場所をどう決めるか.
・点火と消火の両方を備えるのが良い.
・実現可能性高く,有用だ.
・目の付け所が良い,危険な作業をしてくれるのが良い,スタイリングを頑張ってほしい.
・野焼きに絞ったドローンで面白い.実現性高そう.カメラからの中継でビジネス的にも使えそう.