(一社)日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門主催 九州地区競技会

フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ2018

2013年 ◆佳作 ◆JAXA優秀賞
宇宙トレーニング支援ロボット「@You.Muscle」


チーム名:ロボットサークル
メンバー:○中村  亮太(長崎大学工学部工学科機械工学コース 3年)
 丸木 諒祐 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 3年)
 木村 真雄 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 3年)
 野村 弘朗 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 3年)
 岩崎 将志 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 3年)
 平山 貴章 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 3年)
 梅本 翔平 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 3年)
 大田 廉  (長崎大学工学部工学科機械工学コース 3年)
 吉武 大就 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 2年)
 岡山 航  (長崎大学工学部工学科機械工学コース 2年)
 尾崎 裕  (長崎大学工学部工学科機械工学コース 2年)
 力久 新の介(長崎大学工学部工学科機械工学コース 2年)
 嶋崎 康介 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 1年)
 金武 耕平 (長崎大学工学部工学科機械工学コース 1年)
 米盛 茂樹 (長崎大学工学部工学科化学物質工学コース 1年)
 高橋 章浩 (長崎大学水産学部)
 (○は代表者,所属・学年は参加年度時のものです)

@You.Muscle ポスター1 @You.Muscle ポスター2

二次審査講評:

審査委員 小林 智之(宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙ミッション本部 宇宙環境利用センター 技術領域リーダー)
・健康管理という搭乗員にとっても重要なテーマに着目し、かつ宇宙生活にエンターテイメントの要素を加えた点を評価しました。
 ただ新しい開発要素のある提案であり、スポーツ医学や運動生理学などの分野との連携で具体的な仕組みにすることが重要です。
 この成果をこれからの高齢社会へのソリューションを目指す取組につなげてほしいと思います。

審査委員 井上 孝和(福岡市 経済観光文化局 新産業・立地推進部 新産業振興課 課長)
・宇宙ステーションでの生活が続くと,筋力が衰えるということは,宇宙飛行士が帰還した際のニュース映像などでよく耳にしていたので,その防止のためのトレーニングに着目している点は面白いです。
 特に,ARを活用している点は,トレーニングを飽きさせないという意味で,非常に画期的だと思います。

審査委員 善甫 英治((公財)北九州産業学術推進機構 産学連携統括センター ロボット開発支援部 部長)
・最近は地上でも健康維持の目的でトレーニンングをする人が増えていますが、宇宙においては無重力であることに起因する様々な問題が発生することから、宇宙でのトレーニングは重要な項目になってきました。
 しかしながら単調なトレーニングでは長続きしないのは地上でも同様です。そこに着目されて、バーチャルな空間を作り出し、楽しいトレーニングを目指したことや最小限のスペースで筋肉を鍛えることができるシステムは、今後宇宙生活の必須アイテムになり、更に進化していくことを期待します。


一次審査講評:

・無重量で不可欠なトレーニングで限られたスペースを有効に活用している.
・トレーニングの重要性に着目しているのがよい.省スペース化が図れたかは疑問.
・着脱の手間さえ解決すれば素晴らしいものだ.
・ニーズに適合.既存ロボットの域を出ていない.インパクトがほしい.
・体のあらゆる筋肉を鍛えるイメージ図があるとよい.
・実現性は高いが既存システムとの差別化がいる.