商学部学生が工場の玄関ロビーの改善案を提案しました

 11月5日(木)、商学部1・2年生が株式会社CKK中津工場の玄関ロビーの改善案について、同社取締役の井澤淳一工場長および川原進司課長に提案しました。

  

 同社は、お客様の会社への印象を左右する工場の顔である玄関ロビーを、訪問者におもてなしの心が伝わるものに改修する予定です。その改修案に学生の若い感性のアイデアを取り入れたいということで、このプロジェクトは実施されました。

 

 事前に企業や工場の概要、製品などを調査した学生30人は、当日工場を見学。玄関ロビーを含めた全体の説明を受けた後、グループに分かれて改善案を話し合いました。

 

 その結果を井澤工場長ほか担当者にプレゼンテーション。親しみやすいロビーを目指すために、観葉植物、クリスマスツリーやお正月用の独楽などの季節感のあるオーナメント、工場内の部品で作ったオブジェなどの設置、入り口付近への社員のパネルや手形の展示、日本らしさを感じてもらうためにガラス張りの玄関に和紙を貼り付けるなど、多種多様な改善策を提案しました。

 

 井澤工場長は、「若い感性による着眼点が非常に新しく、参考にしたいものばかりでした。社内で検討し、実現可能な改善案は採用する方向で進めていきたい」と評価しました。

 

 

 1年生の吉岡保乃佳さん(福岡西陵高校)は、「お客様の立場に立って問題提起することと、相手に伝わりやすいプレゼンテーションを行うことを心掛けました。提案した改善案が一つでも多く採用されればうれしいです」と、期待を込めて感想を述べました。

 


     

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