経営学部の学生が海外で研究発表を行いました

 経営学部国際経営学科国際ビジネスコースの学生9人が、810日(月)から13日(木)に梨花女子大学校(韓国・ソウル)で開催された「第International Students Forum」に参加し、英語で研究発表を行いました。

 

 このフォーラムは英語でのプレゼンテーション能力の向上や多国籍の学生との交流を目的としたもので、アジアを中心にベトナム、タイ、韓国、中国、ドイツなど、世界各国から7つの大学が参加しました。本学の学生たちは2つのチームに分かれ、それぞれ「ファストファッション3社の戦略比較」「日本のビール会社が世界のトップになるには」というテーマで発表しました。

 

今回海外で発表するにあたり、昨年の4月から一年あまりをかけて日本と海外のトップ企業の戦略を比較し、その違いと日本企業が世界のトップになるために必要なことを研究をしてきました。まず、英文記事より各業界や国際経済の動きを調査、チームごとにテーマや問題を設定し取り上げる企業を決定した後、その企業の英文ホームページをもとに評価記事を分析し、今年6月に研究論文を英語で提出しました。

 

4日間の日程では、研究発表のほか、梨花女子大学キャンパス見学やウェルカムレセプション、韓国最大の化粧品メーカーであるアモーレパシフィックの工場見学バスツアーなど、多くのプログラムに参加しました。ウェルカムレセプションでは、九州産業大学や自国の紹介を行い、福岡や日本に関するクイズを出題し場を盛り上げました。さらに、食事や休憩の合間にも、他国の学生と積極的に交流を深めました。

全日程を終えて帰国する際には、その学生たちと抱き合って別れを惜しむ姿が見られました。

 

3年の西野剛生さん(福岡舞鶴高校)は、「今回のフォーラムでは、英語でのプレゼンテーション経験や英語が堪能な海外の学生との交流ができ、たくさんのことを学びました。濃密な研究内容を分かりやすく聞き手に正確に伝わる英語でまとめることに大変苦労しましたが、この苦労があったからこそ海外の学生に引けを取らない発表ができたと思います。これからもこの経験をもとに、自分の能力を高めるため新しいことに挑戦し続けていきたいです」と語りました。

 

 

 

       

九州産業大学のトップページへ