芸術学部佐野教授と学生が地域のために映像作品を制作

 芸術学部写真映像学科の佐野彰教授と同学科学生を中心としたグループ「メディアラボ331」は、映像制作などを通じた社会貢献活動に取り組んでいます。


 9月に古賀市から、11月には福岡市城南区の別府校区から依頼を受けて映像制作などを行いました。

 

 古賀市では、「古賀ブライトフェスタ」において、プロジェクションマッピングを実施しました。会場対岸の水再生センターの壁面(幅約30メートル高さ約10メートル)をスクリーンに、星を追いかける妖精の映像を投影しました。

 

 別府校区では別府公民館50周年記念事業として、「別府の歴史」のプロジェクションマッピング(写真下)等を制作しました。「別府の歴史」は縄文時代から現在に至る別府校区の歴史をタイムトラベラーが旅する設定で、記念式典では歴史上のさまざまな出来事や建物がそこにあるかのような臨場感を持った映像表現が好評でした。

 

 学生たちは、「学外の人と交流するので、視野が広がりました。作品を喜んでもらえたときはとてもうれしかったです」、「依頼先の希望を形にしようと試行錯誤する中で、自ずと映像制作のスキルも上がってきたと思います」と活動を振り返っていました。

 

 佐野教授は「学生たちはこれまでの活動を通して経験を積み自信が出てきています。今回の取り組みのほとんどは学生が行いました。現在は依頼に応じて映像を制作することが多いのですが、今後は積極的にオリジナル作品を発信していきたい」と話しました。

 

※別府公民館50周年記念式典の様子は、12月15日までJ-COMのホームページで視聴できます。(映像の紹介と佐野教授のインタビューがあります)
 http://www.myjcom.jp/tv/channel/fukuoka/society/jonanku.html

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