九州産業大学

九州産業大学 理工系2017年新・編成へ リケジョ増加中。

りこうに、行きましょ。

「大学の理工系学部は、どこもおなじ」そう考えてはいませんか。将来を考えれば、社会のニーズに応えられる大学かどうかが重要です。より時代が求める学びへ。九産大の理工系は、生まれ変わります。

◎社会のニーズに応える教育へ、変える。
エネルギー問題、自然災害、食糧危機、超高齢化社会。教科書通りにはいかないイレギュラーな問題に直面しても、自ら課題を見つけ、主体的に考え、解決する能力を持った人材が産業界・科学技術の世界で求められています。昨今の教育もそれに応えようと、知識を詰め込む学び方から、実践的な学びへとシフトしてきました。しかし、まだまだ不十分。九産大は今まで以上に社会のニーズに対応した教育、特色がわかりやすい学部学科の構成にするため、大きく生まれ変わります。

◎2学部8学科から、3学部7学科の新編成へ。
約50年の歴史を持つ工学部、そして平成14年開設の情報科学部をベースに領域の近い分野を学部に再編成、さらに新しくチャレンジする領域を新設し、多様化する社会のニーズにきめ細やかに対応。来春より、生命科学部、理工学部、建築都市工学部の3学部からなる新編成へと変わります。

◎学部を超えた幅広い知識を修得。
新編成では、所属する学科の専門領域だけでなく、学部共通の専門基礎教育も実施。幅広い知識を学ぶことで、自らの専門にとらわれない柔軟な発想を身につけます。高学年次は、総合大学の特色を生かして理工系の枠を超え、芸術学部などの他学部、企業との連携によるプロジェクト型教育を通じて実践力を育成。社会に出た後も、時代の変化に対応できる技術者・科学者の養成を目指します。

生命科学部
「新素材」「診断薬」「医薬品」「医療機器」「化粧品」「食品」を科学する
①「応用化学コース」:物質の性質とその変化の仕組みを分子レベルで理解し、工業製品を支える「機能性材料」や「医療材料」などの「新素材」の開発、また、がんの発見に有用な「蛍光試薬」の開発に取り組みます。
②「生命科学コース」:化学と生物学を基盤とし、21世紀に望まれる「医薬品、医療機器、化粧品、機能性食品」など、安全・安心で社会に役立つ美と健康の科学を探求します。
③「食品科学コース」:安全で安心な食品の開発・製造手法を学びます。また、学内に新設する専用の食品加工場で西日本初の最先端の食品衛生管理システム:「HACCP(ハサップ)」について、実習を通して学びます。さらに、食品の原料となる生物種(動物・植物・微生物)の特性と育種法についても学びます。
理工学部
「情報」が繋ぐ「機械」と「電気」
①みなさんが毎日使っているスマホとアプリに代表される便利な機器の実現に必要な最先端の機械技術と電気技術とそれらを繋ぐ情報技術の修得を目指します。
②機械(メカニクス)・電気(エレクトロニクス)・情報(インフォマティクス)の融合による「情報メカトロニクス」の修得を目指し、3学科の教員と学生による合同プロジェクト型実践授業を展開します。
③九州地域に展開する自動車及びロボットをはじめとする情報メカトロニクス企業等において貢献できる技術者(フィールドエンジニア、システムエンジニアなど)を育成します。
建築都市工学部
「住環境・インテリア」から「国土」までの空間デザイン
①西日本で初めての建築系学部を創設します。
②「空き家の再活用とリノベーション」「まちの再生」「都市防災」などの地域貢献を目的としたプロジェクト型教育を展開し、実践的な技術力を修得します。
③インフラ整備、建築設計、住宅づくりのいずれにも対応できる幅広い技術力を備えた地域から信頼される技術者を養成します。

理工系学部共通の教育プログラム 「九州学」「基礎数学」「プログラミング」「インターンシップ」など

大学選びは、賢くりこうに。理工系学部 新・編成へ。

生命科学部 110人

専攻するコースに関わらず低学年次には、学部教育の共通の基盤となる化学と生物学(有機化学、生化学、微生物学など)を幅広く学び、高度な専門課程を学ぶ土台作りを行います。3年次以降はそれぞれの専攻に応じて、新素材開発、化粧品開発、医薬品開発、医療診断技術開発、食品開発などを通して展開されるプロジェクト型教育により実践力を身につけます。

応用化学コース
医療材料 / 高分子材料 / 環境科学
・材料科学
・有機・無機機能性材料
・複合・医療材料
・医療診察技術開発
・環境分析
生命科学コース
化粧品機能学 / 薬学Ⅰ・Ⅱ / 医用工学
・ライフサイエンス
・医療機器・医薬品
・化粧品・機能性食品
・生体関連物質の科学特性と 機能
・21世紀に必要な新生命体由来物質の発見と利用
食品科学コース
発酵学 / 食品製造学 / HACCP論
・食品開発
・食品製造
・食品衛生(HACCP)
・発酵・醸造
・農学(六次産業)
・バイオテクノロジー
  • 卒業後の進路
  • 化成品メーカー
  • 医薬品会社
  • 食品メーカー
  • 工業材料メーカー
  • 化粧品・香料会社
  • 発酵・醸造メーカー
  • 診断薬メーカー
  • 健康食品会社
  • 食品検査機関
  • 環境検査機関
  • 医療機器会社
  • 食品流通販売企業
  • JA・農業法人
大学の所定単位を取得すれば無試験で得られるもの
食品衛生管理者等資格(食品衛生管理者、食品衛生監視員): 応用化学コース / 生命科学コース / 食品科学コース
HACCP管理者(日本食品保蔵科学会): 食品科学コース
フードサイエンティスト: 食品科学コース
食の六次産業化プロデューサー(レベル2): 食品科学コース
高等学校教諭一種免許状(理科): 応用化学コース / 生命科学コース / 食品科学コース
中学校教諭一種免許状(理科): 応用化学コース / 生命科学コース / 食品科学コース
大学の所定の単位を取得すれば受験資格が得られるもの
危険物取扱責任者(甲種): 応用化学コース / 生命科学コース / 食品科学コース

理工学部 370人

低学年次にはプログラミング、線形代数、微分・積分といった情報・機械・電気に関する基礎教育を学びます。3年次以降は、各学科の教員と学生とが合同で行う、学科横断の実践的なプロジェクト型教育を展開。実践力及び急激な技術革新に対応できる幅広い技術力を身につけます。

情報科学科
アルゴリズム論 / 知能情報システム論 / 情報理論・確率論
・インターネット
・プログラミング
・クラウド
・ゲーム
・スマートフォン・タブレットのアプリ
・情報セキュリティ
機械工学科
ものづくり実習 / ロボティクス / 機械ロボット設計
・次世代ロボット
・産業・災害ロボット
・福祉・介護・医療ロボット
・フォーミュラEV・ドローン
・機械工作・設計
・次世代エンジン
・機械部品・材料
電気工学科
電気エネルギー概論 / 電力発生変換工学 / 通信システム工学
・発電・送電・蓄電の仕組み
・安定的エネルギーの供給
・クリーンエネルギー
・EV(電気モーター)
・ワンセグ
・超伝導
・省エネ
・パワーエレクトロニクス
  • 卒業後の進路
  • ソフトウェア開発技術者
  • 自動車・機械・電機メーカー
  • 電気・通信・プラント系設備エンジニアリング関連企業
  • プログラマー
  • 工作機械・半導体・ロボットメーカー
  • 電気・電子・半導体関連製造業
  • システムエンジニア
  • 製鉄・プラント
  • ハードウェア開発技術者
  • ゲームデザイナー
  • 介護・福祉器具メーカー
  • 電気系インフラ企業
  • 組込みソフトウェア技術者
  • 電力関連会社
  • 情報系インフラ企業
  • 機械系インフラ企業
大学の所定単位を取得すれば無試験で得られるもの
第一種電気主任技術者 : 電気工学科
第一級陸上特殊無線技士 : 電気工学科
高等学校教諭一種免許状(数学): 情報科学科
高等学校教諭一種免許状(工業): 機械報科学科 / 電気工学科
高等学校教諭一種免許状(情報): 情報科学科
中学校教諭一種免許状(数学): 情報科学科
所定の単位取得者は一部の試験や条件が免除され、当該学科の修了者が有利となるもの
電気通信主任技術者 : 電気工学科
第二種電気工事士 : 電気工学科
工事担任者DD第一種 : 電気工学科
JABEEコース修了で登録資格が得られるもの
工事担任者DD第一種 : 情報科学科 / 機械報科学科

建築都市工学部 200人

これまで、分野、資格、法律などが縦割りに分断されていた建築、住居・インテリア、都市・土木の3領域を総合的に扱うことで、国土の強靭化、循環型まちづくり、グリーンインフラ、住環境ストックの有効活用など、これまで難しかった課題に対して、その解決可能性が大きく広がります。

建築学科
建築都市入門 / 防災工学 / 建築デザイン製図 / 西洋建築史
・計画・環境・構造の3分野
総合建築技術
住居・インテリア学科
インテリアデザイン入門 /リノベーション・コンバージョン論 / 色彩・照明学 / 住宅設計実習
・ハードとソフトなものづくり
・デザイン力と工学力
・実体験と理論
・日常の生活デザイン力
都市デザイン工学科
景観デザイン / 都市防災学 / まちづくり学 / 緑化工学
・土木デザイン
・都市防災
・まちづくり
・環境緑化
  • 卒業後の進路
  • 建築設計(建築家)
  • 住宅設計・リフォーム
  • 総合建設業
  • 建築施工管理
  • インテリアデザイナー
  • 専門工事業
  • 建築設備工事
  • 商空間デザイナー
  • 建設コンサルタント
  • ハウスメーカー
  • 福祉住環境コーディネーター
  • 建設資材関連業
  • 不動産販売・開発
  • 建築物管理
  • マンション管理
大学の所定単位を取得すれば無試験で得られるもの
高等学校教諭一種免許状(工業) : 建築学科 / 住居・インテリア学科 / 都市デザイン工学科
大学の所定の単位を取得し、卒業後に受験資格が得られるもの(但し、一級建築士は実務経験が必要)
一級建築士 : 建築学科 / 住居・インテリア学科
二級建築士 : 建築学科 / 住居・インテリア学科 / 都市デザイン工学科
大学卒業後に実務経験を経て得られるもの
工事担任者DD第一種 : 都市デザイン工学科
大学卒業後に実務経験を経て受験資格が得られるもの
1級建築施工管理技士 : 建築学科 / 住居・インテリア学科
2級建築施工管理技士 : 建築学科 / 住居・インテリア学科
1級土木施工管理技士 : 都市デザイン工学科
2級土木施工管理技士 : 都市デザイン工学科
建築設備士 : 建築学科
JABEEコース修了で登録資格が得られるもの
技術士補 : 建築学科 / 都市デザイン工学科

地域で活動中!理工系のココがすごい!

理工学部 せき損患者のリハビリ支援機器開発
ヒューマンロボティクス研究センターでは「せき損患者の機能回復支援を中核とする介護現場革新のための機器実用化」という研究が文部科学省の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択。事業総額は2億3,033万円のビッグプロジェクトを展開中。交通事故で脊髄損傷した患者の自力立位などのリハビリを支援するもので、介護職員の不足といった課題の解決を図ります。
生命科学部 世界初、倍率7,000倍カラー電子顕微鏡の開発
医療診断技術開発センターでは世界初の7,000倍の倍率でカラー画像が得られるカラー電子顕微鏡「蛍光電子顕微鏡(FL-SEM)」の開発に成功。さらには平成30年までに20,000倍の蛍光電子顕微鏡の製品化を目指しています。人の命を支える医療の現場で、九産大の工学分野が活躍。医工融合による革新的医療診断技術の実用化を目指します。
理工学部 自治体コミュニティバス運行管理支援システムの実用化
地域創生及び地域活性化を支える社会インフラ整備への貢献を目的に、自治体コミュニティバス運行管理支援システムの実用化へ向けた新規事業。独自アプリの開発により、アンケートの調査結果やバスの運行状況を自治体、バスの利用者へ提供するシステムを構築します。
建築都市工学部 スマートスクールの開校
スマートスクールとは、建築の際、周辺環境に適切に対応し、水循環の実現とエネルギー効率の向上を目指すとともに、その効果を児童に提供することによって環境教育を推進する、いわば教材のような学校。日本一の人口増加率を示す福岡県糟屋郡新宮町の新設小学校をスマートスクールにする計画を、九産大の理工系教員が担当し、平成28年4月、新宮町立新宮北小学校が開校しました。

九州大のリケジョたち リケジョ312人 2016.4.1現在

個性が光る!キラリ☆リケジョ 学生&教員紹介

利光 彩さん 2年/福岡県・小倉南高校
先生や先輩が優しい!授業とかで分からないことがあっても、すぐに聴ける環境があって助かります。あと取得できる資格が多いのは理工系ならではかも。
福田 琴美さん 3年/福岡県・中間高校
他校の友人に羨ましがられるほど機材が整っていて研究が捗ります。自習スペースも校内のあらゆるところにあって便利。理工系女子向けのサークルもあります!
建築都市工学部 住居・インテリア学科 / 松野尾 仁美 准教授 / 専攻分野 : 住宅設計、居住ライフスタイル
最近、女性の繊細さを期待する企業が増えていると感じます。九産大には、そのニーズに応えることができる幅広いカリキュラムが準備されていますよ。

支援充実!リケジョスポット女性向け校内紹介

女子専用エリアも!「アルテリア」&「あるちか」
中央会館の学生食堂が一新しアルテリアがオープン。店名ロゴや食器は、芸術学部の学生チームが制作しています。そして地下にはあるちか。女子専用の空間があり、周りを気にせずゆっくりくつろげます。
女子による女子のための「KSUGL」
学部学科を越えて女子学生が集う支援室、通称「KSUGL(くすぐる)」。学内はもちろん企業や行政と連携しながら"女子目線"のプロジェクトを多数進行中!ここで出会った友達が一生の仲間になるかも!
化粧台・着替え台完備!「パウダールーム」
文系と比べ女子が比較的少ない工学部でも、女子用施設の心遣いは徹底的。女子に嬉しいパウダールームも完備。まるでホテルのような快適な空間です。