学長挨拶

開学50周年記念事業
開学50周年を飛躍元年に

九州産業大学は、2010年(平成22年)に開学50周年を迎えました。半世紀という歴史を踏まえ、本学が蓄積してきた知的・物的資産を活かして、未来に向かって大きく飛躍すべき年です。

本学は、1960年(昭和35年)に九州商科大学として開学。1963年(昭和38年)に九州産業大学へと改称し、現在に至っています。現在、本学は、8学部19学科、大学院5研究科/博士前期課程12専攻・博士後期課程6専攻を擁する西日本有数の総合大学となっています。

このたび、開学50周年を迎えるにあたり、これを記念し、また、輝かしい未来を約束するために、「九州産業大学開学50周年記念事業実行委員会」を設置し、記念事業の計画について、さまざまな観点から検討してきました。

平成19年のシンボルマーク決定からスタートし、これまでに記念給付奨学金の設立、立花寮の建替えや女子寮の建設などを行い、またプレイベントも展開してきました。

今後も、開学50周年を記念する事業に学内外の多くの方々に参加していただくために、さまざまな事業を計画しています。

本学は、建学の理想「産学一如」(理論と実践の統合)を踏まえて、広く産業界の期待に応えられる“実践力”“熱意”“豊かな人間性”を持った人材を輩出する大学として、教育・研究活動に取り組んでまいりました。

教育において重視しているのは、知性・感性・創造力の開発です。とりわけ、知性と感性に裏打ちされた創造力の伸長です。社会科学系・理工学系の学部に加えて、芸術学部と国際文化学部を擁する総合大学である本学は、このような教育の実践を可能にしています。

今後とも、本学の教育・研究に対するご理解とご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。

2010年1月