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環境法規

建築都市工学部 都市デザイン工学科
学びのキーワード
  • 法規
  • 環境影響評価法
  • 生態学
  • 環境保全
  • 国土/地域づくり
  • インフラストラクチャー
  • 持続可能な発展

講義ポイント①

「環境法規」(3年生前期開講)では、我々を取り巻く自然環境の保護・保全・再生に資する様々な法律や条約などを14回にわたり学んでいきます。例えば、「野生動植物関連」のセクションでは、?獣保護法・外来?物法・カルタヘナ担保法・種の保存法などについて、「社会基盤関連のセクション」では、循環型社会形成推進基本法・廃棄物処理法・グリーン購?法・環境教育法など、「条約/議定書/協定」のセクションでは、ウィーン条約・ラムサール条約・世界遺産条約・ボン条約・バーゼル条約・気候変動枠組条約・?物多様性条約などについて理解を深めていきます。
本日のWeb模擬授業では、それらの中で、「環境影響評価法」についてお話します。

講義ポイント②

本日のWeb模擬授業の後半は、「応用生態学」(3年生前期開講)の内容についても触れています。
この「応用生態学」では、我々を取り巻く自然環境の保護・保全・再生・修復・創出に資する基礎知識とその応用について、14回にわたり学んでいきます。例えば、「生態系の仕組み」のセクションでは、五界説・三ドメイン説・食物網などについて、「動物群集の成り立ち」のセクションでは、相互作用(共生・寄生・競争・ニッチ)・個体群密度など、「生物群集の評価と保全手法」のセクションでは、HEP・キーストーン種・メタ個体群・浸透性交雑などについて理解を深めていきます。
本日のWeb模擬授業では、それらの中で、「環境影響緩和策(mitigation)」についてお話します。

講義ポイント③

「環境影響緩和策(mitigation)」のあり方として、アメリカのNational Environmental Policy Act施行規則では、回避、最小化、修正、影響の軽減/除去および代償の5つ(環境配慮の5原則)が示されていますが、わが国では、回避、最小化および代償の3つの枠組みで捉えることが一般的です。
本日のWeb模擬授業では、回避、最小化および代償の中で、「最小化の具体的な例」についてお話します。
ディスカッション:本日の模擬授業で紹介した最小化の具体的な例(魚道や街灯(光源)など)のほかに、我々を取り巻く環境の中でどのような取組み(配慮)がなされているか挙げてみてください。また、こういった配慮があればいいのではないかといったアイディアを挙げてみてください。

建築都市工学部 都市デザイン工学科

内田 泰三 先生
専門:生態学
  • 講義内容がめざすSDGs