博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」を外国人にPRしようと、九産大地域共創学部と芸術学部、国際交流センターが、東流(博多区呉服町)と協力して、外国語の案内板と学生による通訳サービスを始めました。
7月1日(日)、東流の飾り山の前に設置された案内板は、水法被の模様を背景に、英語・中国語・韓国語の3カ国語で今年の題材「桃太郎初陣」を解説したもので、芸術学部の後藤 宏教授のデザインです。初日のこの日、早速スペインからの観光客が学生の説明に耳を傾けていました。
中国語と英語の通訳を担当する中国からの留学生・姚ヨウさん(大学院経済・ビジネス研究科博士前期課程1年)は、「日本にも中国と同じように長い歴史があり山笠などの伝統的な文化を紡いでいる、ということを理解してもらいたい」と張り切ります。
7月14日(土)までの山笠期間中、5人の留学生を含む7人の学生ボランティアが、交代で訪れた外国人観光客に山笠の由来や飾りの意味などを説明する予定です。
【地域共創学部・芸術学部・国際交流センター】