12月3日(日)、九産大準硬式野球部やボランティア愛好会ひまわりの学生、職員有志の62人が、朝倉市黒川地区を訪れ、梨農園の土砂除去作業や田んぼの用水路復旧のボランティアを行いました。
大規模ボランティアの派遣は、11月6日(62人)に続いて2回目です。
2班に分かれた学生は、農園や用水路に流れ込んだ土砂をシャベルですくい、一輪車に積み上げて運び出す作業を、1日中繰り返しました。
梨農園や米農家の人は、「これまで手付かずだった、泥に埋もれた梨の木が息を吹き返すことができた。来年もおいしい梨を届けることができます」、「ようやく来年の田植えの目途がつきました」と話します。
朝倉黒川復興プロジェクトのスタッフは、「寒さが厳しくなる冬は、ボランティアが減少し、復旧や復興活動が滞りますが、このような大人数で参加していただき助かりました。これから地元の方のニーズ調査をし、今後の効果的なボランティア仲介活動を考えたいです」と話します。
九産大はこれまで、235人のボランティアを派遣していますが、今後も継続して活動します。