「福岡デザインアワード」でユニークな文房具が入賞!

 九産大芸術学部デザイン学科3年の深田菜津美さん(安来高校)がデザインした東洋ステンレス研磨工業株式会社の「金色のチタン分度器・三角スケール」が、福岡県産業デザイン協議会主催の「第19回福岡デザインアワード」で入賞しました。

 

 この「福岡デザインアワード」はオリジナリティーやデザイン性に優れた商品を表彰するもので、19回目となる今回は、全国132社から147件の応募がありました。

 

 入賞した「金色のチタン分度器・三角スケール」は、建築設計士向けにデザインと機能性を兼ね備えた分度器と三角定規の製品を、という同社の依頼を受けて、芸術学部生活環境デザイン学科青木幹太教授の指導のもと、今年の6月から取り組んだものです。

 

 全円の分度器はコーヒーカップのふたとして、また三角スケールはレターオープナーとして使えます。分度器の度数表示を機能最小限にとどめデザイン性を高める一方、三角スケールには1/100、1/200、1/500の縮尺の目盛りを入れて実用性を追求しています。
 
 深田さんは、「入賞は夢みたいで、本当にうれしいです。今後もさまざまなプロジェクト活動に携わり、企業の方に喜んでもらえる作品をつくっていきたいです」と抱負を語りました。

 

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