九産大の2つの取り組みが コーチングアワード受賞

 <山本盤男学長へ受賞の報告>

 

 1月28日(土)、コーチ・コントリビューション株式会社主催「コーチング2017成果事例発表」が開催され、「九産大経営学部事業開発コース」および「九産大大学改革プロジェクト」の取り組みが、「COACHING PRACTICE AWARD 優秀賞」を受賞しました。事業開発コースは、2年連続の受賞となります。

 

 これは、同社コーチングを導入している企業や団体など約314組織の中から革新的なコーチング(※)の取り組みと人材育成に寄与した団体に贈られるもので、TVQ九州放送や東北大学病院など9組が選ばれました。

 

 さまざまなプロジェクトを展開する事業開発コースは、聞間理経営学部教授【写真上:右】が、2015年からコーチングを授業に導入。先輩、後輩の連携を密にすることで、学生のコミュニケーション能力やプレゼンテーション力が向上し、個々の強みを引き出す組織へと変化していることが評価されました。

 

 大学改革プロジェクトは、中途退学者を減らすための取り組みの1つとして、教職員の学生対応スキルの向上に目を向けた、プロジェクトリーダーの一ノ瀬大一教務部係長【写真上:左】が2016年から導入。プロジェクトメンバー13人が100人を超える学生に対して面談し、学生の主体性を育むことで、出席率向上に繋がっていることが評価されました。

 

 聞間教授は「コーチングは、学びを加速する手法のひとつとして非常に有効的だと感じています」、一ノ瀬係長は「学生だけでなく、トレーニングを受けたメンバーの成長も著しいです。更にコーチング文化を根付かせたいです」と喜びを語りました。

 

 

※コーチングとは、対話によって相手が持つ強みを引き出す人材育成の手法

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