宗像市に観光周遊ルートとお土産物の企画を提案

 

 九産大経営学部の学生が、1月19日(木)、宗像市役所に、観光周遊ルートとお土産物の新企画をポスターセッションで提案しました。

 

 宗像市は世界遺産候補となっている「宗像・沖ノ島と関連遺産群」を中心とした観光開発に力を入れていますが、その企画に若い発想を求めたもので、「経営学特別演習−まちづくりを学ぶ−」を受講する学生が、9月から宗像大社とその周辺の実地調査を行い、企画を練り上げました。

 

 観光周遊ルートでは、世界遺産候補を構成する宗像大社と大島・中津宮を結ぶルート上に点在するパワースポットと、中間地点に当たる「道の駅むなかた」を有機的に結ぶ「身も心も清まる宗像の旅」などの企画を提案。また、お土産物では、宗像大社に祀られている「宗像三女神」のマスコットキャラクター「キラリ姫」の色に合わせ、特産品のいちご・みかん・抹茶の3種類のロールケーキを作り、道の駅とタイアップして販売するなどの企画を提案しました。
 
 提案を受けた宗像市役所経営企画課からは、「若者の提案は私たちには思いつかない斬新なものが多く、今後のまちづくりの参考にしていきたい」、「特産品やマスコットキャラクターを生かしたお土産品は独自性があり、ぜひ取り入れたい」との感想が聞かれました。

 

 宗像市出身の吉村美穂さん(産業経営学科1年・玄界高校)は、「今回のプロジェクトで、生まれ育った街に自分が知らなかった多くの観光スポットがあることを知りました。市の視点からお土産物を企画することで経営学を実践的に学ぶことができて、とても有意義でした」と話しました。

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