「一坪の茶室」を展示しています

 

 九産大工学部住居・インテリア設計学科4年の東 晃生さん(小郡高校)の卒業設計作品「一坪の茶室3『球傘第(きゅうさんだい)〜現代の茶室を考える〜』」を、8号館1階に展示しています。

 

 床面積一坪(3.3㎡)の限られた空間で茶室を作るこのプロジェクトで東さんは、静寂の中で行われるお点前や所作の音を全方向に響き渡らせるために全体を球体とし、竹材で作った菱形30面体を和傘で覆い、和紙の壁を通して外に漏れ出す光の陰影が特徴的な作品を完成させました。

 

 この作品は国立青少年教育振興機構子どもゆめ基金体験事業に採択され、10月のオープンキャンパスでは、ものづくりについて学びたい高校生に施工過程を公開しました。

 

 東さんは、「『一坪の茶室』には一年生から参加しており今回で3回目ですが、今年は4年間の集大成として、自分の独創性を発揮したいという強い思いで取り組みました。完成して本当にうれしいです」と話しました。


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