「博多伝統職の会」に芸術学部学生が出展

 


  本日から8月7日(日)まで、福岡市役所(福岡市中央区)で開催されている「博多伝統職の会展」で九産大芸術学部デザイン学科の学生の作品が展示されています。


 同学科の青木幹太教授を中心に、芸術学部では博多の伝統工芸を若者にも普及させる活動に力を入れています。10年前から企業と連携し学生のアイデアや感性を生かした博多人形博多織の新商品開発に取り組み、その成果を毎年3月に開催される「九産大プロデュース展」で紹介しています。

 

  「博多伝統職の会展」は福岡・博多ゆかりの「博多曲物」「博多独楽」「博多張子」「博多鋏」「マルティグラス」など伝統工芸の素晴らしさを伝える場として毎年開催されていますが、若いアイデアの作品を加え展示会の幅を広げようと、今年から九産大が参加しました。

 

 今回の展示ではこれまでのプロジェクト成果の一部とともに、今年から取り組んでいる「博多独楽」のデザイン画のパネルも展示しています。「博多独楽」は来年の「九産大プロデュース展」で完成品として紹介する予定です。

 

 会場で展示品の説明をしていた同学科3年の渕上春奈さん(香住丘高校)は「素晴らしい工芸品と一緒に私たちの作品を並べていただいて誇らしいです。現在進めている博多独楽も、職人の方が私たちのアイデアを積極的に取り入れて自由に挑戦させてくれるので、やる気満々で頑張っています」と笑顔で話します。    

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