ネパールからの留学生が講演しました

 

 7月21日(木)、公益財団法人福岡よかトピア国際交流財団が主催する「外国人学生が語るふるさとの街と福岡」と題した講演会が天神イムズのレインボープラザで開催され、九産大芸術学部美術学科4年でネパール出身のプリ パラスさんが講演しました。

 

 

 プリさんは、首都カトマンズの美術大学で水彩画を学び、地元ポカラで英語教諭として勤めた後、2008年10月に来日。日本語学校とコンピューター専門学校を卒業後、油絵の技術を向上させるために、九産大芸術学部に入学しました。

 

 日本人と外国人の交流を目的に開かれたこの講演会でプリさんは、2015年4月に発生したネパール地震からの復興状況やふるさとであるポカラについて、また九産大での学びや自身の作品などについて、ネパール渡航歴を持つ約25人の参加者に向けて話しました。

 

 「地震で全てが壊れた訳ではないし、一年経った現在、復興も進んでいます。私の作品を通して、多くの方たちにふるさと・ネパールの素晴らしさを知ってもらえれば」と、プリさんは語りました。

 

 講演会後は作品13点の展示会が開催され、参加者は静かにその世界に浸っていました。参加者の一人は、「色彩のコンビネーションが印象的で、ポカラにまた行きたくなりました。プリさんの次回の個展に期待しています」と感想を話しました。

   <タイトル「Earthquake」(地震)>     <展示された作品とともに>

九州産業大学のトップページへ