福岡からできる支援を「チャリティイベントin照葉」

 

 6月19日(日)、福岡市アイランドシティで、九産大工学部が「熊本・大分の震災チャリティイベント アイランドシティ照葉の街から」を開催し、約500人が参加しました。

 

 主催したのは、東日本大震災復興支援として平成23年から毎年、北欧諸国をテーマとする「北欧展」を開催する北欧展実行委員会。5月に住居・インテリア設計学科の教員・学生による「被災地を考える会」を2回に分けて開催し、約120人が「今私たちにできること」を話し合いました。そして、自分たちの街に起こるかもしれない災害に備え、助け合える人のつながりや社会をつくるとともに、支援活動の気運を街ぐるみで高めるためにチャリティイベントを計画しました。

 

 委員長の小泉隆教授は、「北欧展でのつながりで皆が協力してくれ開催にこぎつけることができました。『きっかけがあれば何かしたい』と思っている人がこんなにいるとわかったことも収穫です。今後も、地域と共同した『防災・避難セミナー』などを企画して意識を高めたい」と話します。

 

 イベントには、九産生約50人がスタッフとして参加、住民や大学関係者によるコンサートや熊本物産品の販売、ワークショップなどを運営しました。販売担当リーダーで4年生の稲垣聖矢さん(鶴崎工業高校)は、「お客さんが減って困っている熊本の道の駅の物産品、ここで販売しています。福岡にいてもできるボランティアもたくさんあります」と呼びかけます。

 

 この日の収益415,253円は、全額を被災地へ送る予定です。

  <学生がキャンドルづくりを教える様子>     <北欧物産品の販売>

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