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工学部の山下教授が提案するスマートスクールが開校!
2016年4月12日

  新宮町5番目の小学校「新宮北小学校」の開校記念式典が、4月9日(土)に開催されました。この小学校は日本で初めてスマートスクールとして構想・企画された小学校です。新宮町都市計画審議会会長を努める九産大工学部都市基盤デザイン工学科山下三平教授(写真右上)は、この構想を提案し、実現に向けてプロポーザル、企業選定などで貢献しました。

 

 スマートスクールとは文部科学省などが進めるエコスクールの概念を一歩進めた最先端の循環型の学校で、周辺環境に適切に対応し、水循環の実現とエネルギー効率の向上を目指すとともに、その効果を目に見える形で児童に提供することによって、環境教育を推進し教育効果を上げることを目指すものです。

 

 同小学校は、天然芝生グラウンドと浸透型土壌で整備した校庭の地下の3つのタンクに1400tの雨水を貯留することができ、地上の1600tの貯留機能と併せて、隣接する住宅地の浸水対策の調整池として活用される他、タンクに貯留した水を天然芝グラウンドや校内緑化の散水などに再利用します。

 また、屋上のソーラーパネルによる太陽光発電で貯留した雨水の汲上ポンプやその他の校内で使用する電気をまかないます。さらに、校内に自然の風を取り入れる工夫を施し空調費の削減を実現しています。

 

 これらにより、敷地内のみならず周辺地域を含めた水循環の健全化を図るとともに、エネルギー効率の向上を実現しています。また、気象データや発電量およびその利用状況をデータ化し、モニターでリアルタイムに児童に公開し環境教育に役立てるよう工夫しました。

 

 山下教授は、「校歌に『スマートスクール』という単語が入っており、20年後、30年後の子どもたちにもこの学校の良さを伝えたいという宮川優子教育長の思いが伝わってきました」と語りました。

 

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