工学部 「ロボメカ・デザインコンペ2015」入賞!!

  【佳作:九産大産業ロボット】        【特別賞:コンペ1】 

 

 一般社団法人日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門が主催する「フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ2015」において、九産大工学部バイオロボティクス学科の「九産大産業ロボット」と「コンペ1」の2チームがそれぞれ、佳作と特別賞を受賞しました。

 

 このコンペは、少子高齢社会を背景に、ユニバーサルデザインや人に優しい技術が求められている中、これまで以上に柔軟な発想のできる技術者の育成を目的に2005年から開催されています。

 

 今年のテーマは、「地域産業の支援」。

 「九産大産業ロボット」は、北九州市の農産物「合馬のたけのこ」に着目し、生産者へのインタビューなどから、たけのこを掘る作業の負担が大きいことを知り「たけのこ掘り補助ロボット」を提案しました。

 3年の堀内俊二さんは、「実用化のためには、まだまだ改良が必要な部分があるため、今後、卒業研究として更に開発していきたい」と話しました。

 

 「コンペ1」は、増加する外国人旅行客が、ストレスを感じることなく福岡を楽しめるよう、天神地下街をドローンで道案内する「TENTHIKAKUN1号」を提案しました。ドローンの飛行ルールが厳しくなったため、実用化は難しいという理由で入賞は逃しましたが、アイデアが高く評価され、特別賞を受賞しました。

 2年の青木智哉さん(大津高校出身)は、「人認識カメラや、衝突回避センサー、非接触充電器などを搭載することで、安全性にも配慮しました。ユニークなアイデアが評価されてうれしいです」と感想を述べました。

 

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