「希望のあかりプロジェクト5」岩手県陸前高田市にりんご型ねぶたを灯す

 

 「希望のあかりプロジェクト5」の学生チーム15人(工学部、芸術学部、経営学部、国際文化学部)が、昨年12月21日(月)から24日(木)にかけて、岩手県陸前高田市の保育園、高齢者施設を訪問し、「クリスマスリースづくり」「飛行機づくり」「トートバッグの絵付け」のワークショップを行いました。

 

 また、りんご直売店などを回り、学内で制作した直径30cmのりんご型ねぶた20個を飾り付けるとともに、昨年11月の大学祭および大学近くの香椎商店街で販売した、陸前高田市米崎産りんごを使った「焼きりんご」、「ジャム」、「ジュース」の収益金を、一般財団法人「SAVE TAKATA」に手渡しました。

 

 「希望のあかりプロジェクト」は、同法人と連携して東日本大震災の被災地を訪問し、被災された多くの方々、特に子どもたちに、東北夏祭りの山車燈籠「ねぶた」を使った公演やワークショップを行う活動で、2011年から毎年12月に実施しています。

 

 事前準備として昨年8月に現地を訪問した学生は、特産品のりんごを産業としてPRしたいという要望を聞き、福岡でりんご製品をPRするとともに、ねぶたのテーマを「りんご」として、従来の大型ねぶたではなく、小さなりんご型ねぶたを制作しました。

 

 リーダーで芸術学部デザイン学科4年の諸泉圭祐さん(福岡舞鶴高校)は「この活動が、九州と東北のつながりを大切に、更に絆を深めるものになればと思います。今後のプロジェクトのステップアップを後輩に託したい」と、副リーダーで同学科4年の住山智美さん(福岡女子高校)は「九州からも応援しているということを伝えることができたと思います。『毎年九産大生に励まされている』と、温かい言葉をいただきました」と話します。

 

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