大川の家具メーカーと新プロジェクトが進行中

 九産大芸術学部経営学部の学生が福岡県大川市の家具メーカー、株式会社ルービックJPと連携し新しい眠りの空間を企画・提案する二つのプロジェクトに取り組んでいます。

 

 芸術学部のプロジェクトは寝室空間のデザイン。12月11日(金)、同社の日野淳一社長を招いて、学内で「素敵な眠りを提案するデザインコンペティション」を開催しました。経済学部生を含めた5人の学生は、それぞれ設定したコンセプトに基づいて、若い感性あふれる寝室や家具のデザイン案を発表、日野社長ほか7人の審査員が実用性や機能、コスト面から審査し、特賞など5つの賞を決定しました。

 特賞に選ばれたのは、デザイン学科3年の坂本龍之介さん(筑前高校)のサイドポケットのあるベッドフレーム。「生活する上でこれがあったらいいなと思うものを提案しました」と話しました。

 

 一方、経営学部では、これまでにない新しい眠りの空間のコンセプトを考え、それに基づいたベッドフレームやマットレスなどの商品企画に取り組んでいます。3チーム14人の学生は4月から行った家具売り場などでの収集情報と、7月のオープンキャンパスで展示した試作品に対する来場者の反応をもとに、新商品のコンセプト、ブランド名などを検討。12月18日(金)、同社本社にて日野社長ほか5人に提案しました。

 髙鍋愛海さん(純真高校)は、「コンセプトや想定したターゲット、企画商品までの流れが理解できるという評価をいただきました。実際の販売シーンを想定して、さらに企画を掘り下げていきたいと思います」と語りました。

 

 日野社長は、「今後学生の夢やアイデアを形にして、来年3月の商品化を目指します。希望者は来年9月に上海で開催される国際家具見本市の出展のスタッフとして参加してもらおうと考えています。毎年このプロジェクトを続けていきたいですね」と語りました。

 

【写真上:芸術学部デザインコンペティション、写真下:経営学部プレゼンテーションの様子】

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