「道の駅」を通じた日韓文化交流を開始

 12月16日(水)、九産大商学部において「道の駅」の視察のため訪日した、韓国忠南大学校経商大学の教員・学生19人に対しオリエンテーションおよび歓迎会を実施しました。

 
 同大の視察は、日韓共通の課題である農漁村地域振興策について、「道の駅」などの日本の先進事例を紹介し理解を深めようという、商学部の「『道の駅』を通じた日韓文化交流」事業に基づくもので、今年7月、この事業が
外務省のJENESYS2.0(韓国との間の招へい・派遣事業)に採択されて初めての韓国大学受け入れとなります。

 

  本学商学部の学生も参加した歓迎会において、忠南大学校経商大学の文煕哲(ムン・ヒチョル)大学長【写真上・右】は、「このプログラムを通し、九産大とより深い絆を深めたいと思っています。韓日の交流の礎となれば」と語りました。また、商学部千相哲学部長【写真上・左】は「皆さんに日本のいいところを知ってもらうために、一生懸命プログラムを考えました。この体験を今後に役立ててほしい」と話しました。

 

 一行は福岡県の「道の駅」や地産池消を実践している「ぶどうの樹」、宮城県の「道の駅」「直売所」「農家」、東京都の「築地市場」などを視察し、22日(火)に韓国に帰国予定です。

 

 忠南大学校経商大学経営学部4年生の黄維爛(ファン・ユラン)さん【写真下・上】は、「韓国の教授が書いた日本の『道の駅』についての論文を読み、来日前に下調べを行いました。日本の農産物や誘致のプロセスを学び、韓国で生かせれば」と抱負を語りました。

 

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