クルーズ船を活用した実践的授業を実施

 商学部観光産業学科が、10月23日(金)〜26日(月)にクルーズ船を活用した実践的授業を行いました。

 

 商船三井客船株式会社が運行する「にっぽん丸」の博多−宮津(京都府)間に乗船して行った実践的授業は、近年増加するアジアからのクルーズ客船を観光資源として活用することを考える上で、学生が自らの体験に基づいた提案ができるようになるために実施したものです。

 

 参加した学生23人は、事前に本学において、実務でクルーズ関連業務に携わる方々から講義を受けた上で乗船研修に臨みました。航海中は、船内での生活を実際に体験するとともに、寄港地観光に関するセミナー受講や、船員・他の乗船客の方とのコミュニケーションなどを通じて、クルーズの魅力を知る貴重な機会を得ました。

 

 4年の河村章太郎さん(福岡舞鶴高校)は「座学だけでなく、実際に乗船できたことは貴重な経験でした。普段関わることができない乗船客や船員の方とたくさん交流できました」と話しています。

 

 観光産業学科では、航空会社と連携した機上講義(2005年度から実施)、鉄道会社と連携した車内講義(2014年度から実施)を実践的授業として行っています。

 今年度初めてクルーズ船を活用した授業を実施したことにより、「陸路・空路・海路」と実習の場を広げました。

 

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