「革のどうぶつえん」を開催しました

  九州産業大学は、乳幼児の文化芸術活動を支援するNPO法人 子ども文化コミュニティと協働して、6月4日(木)に、ワークショップ「ようこそ 革のどうぶつえん」を開催しました。

 

  KSU基盤教育科目「課題解決演習A」の一環で、企画、準備、運営まで、学生(計21人)が中心となって行い、当日は3歳までのお子さんと、その保護者の8組(計17人)が参加しました。

 

  ワークショップは、革製品を製造する際に生じる残革を使って、ノートの表紙をデコレーションするものです。

 

 はじめに、子どもたちにどうぶつが「革」になるまでの過程を学生が手作りの紙芝居で説明した後、ウシやワニ、ゾウ、ヘビなどの革に触れ、その色や肌触りの違いを確認。それぞれ好きな革を自由に切り貼りして、オリジナルのノートを作っていきました。保護者の方にゆっくり作業をしてもらおうと、学生が制作を補助しながら子どもたちの面倒も見るようにしました。

 

 学生たちは、最初は緊張しているようでしたが、徐々に子どもたちと仲良くなり、保護者の方とも家族の話をするなど、ワークショップは和やかな雰囲気で進みました。

 

  九州産業大学はこれまで地域に開かれた大学を目指し、地域の幼稚園や老人ホーム、小学校、NPOなど多くのパートナーと一緒に地域の文化芸術振興を進めてきました。今後も地域へのさらなる貢献を目指します。

 

*日本皮革産業連合会から製品にできない残革を提供していただき産業廃棄物にすることなく革製品づくりを体験できるワークショップなどに活用する「キッズ・レザー・プログラム」の一環です。 

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