芸術学部学生が弥栄神楽座で使用される天冠を制作

 芸術学部美術学科の新 啓太郎講師と、同学科3年金属工芸コースの青木北斗さん(福岡工業高校)、伊東佐知子さん(佐賀北高校)が、弥栄神楽座(いやさかかぐらざ)で使用される天冠を制作しました。

 

 弥栄神楽座は、射手引神社(福岡県嘉麻市)で、地域の方々が親しみやすく、長く受け継がれる神楽を目指して新たに立ち上げられたものです。

 

 天冠は、神楽を舞う巫女がかぶる冠です。銅製の冠には神楽のテーマに合わせ、唐草模様の透かしが入った太陽をイメージする真鍮の飾りを施しました。

 

 5月17日(日)、射手引神社で行われた初奉納演舞【写真下】で、制作した天冠が初めて披露されました。

 

 青木さんは「制作にあたって、大学で学んだ技術の応用だけでなく、新たに学ぶ技術もあったので、とても良い経験になりました」、伊東さんは「制作期間が限られていたので、不安はありましたが、多くの地域の方々に見てもらえてうれしく思います。頑張ってつくった甲斐がありました」と、それぞれ感想を話しました。

 

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