激戦を制し優勝!〜全日本大学野球選手権大会出場〜

 九州産業大学硬式野球部が、福岡六大学野球春季リーグ戦の第5週2日目、九州共立大学を4−3で下し、春季リーグ2連覇を達成しました。

 

  試合は、2回に九共大に先制され、5回に長池城磨選手(経営学部4年・延岡学園高校)のタイムリーで1点を返すものの、4回、7回に九共大に追加点を入れられ、終盤まで苦しい展開が続きました。しかし1−3で迎えた8回、九産大は米澤翼選手(経営学部4年・沖学園高校)、安樂諒祐選手(経営学部3年・鹿児島工業高校)、池田幸樹選手(経済学部4年・宮崎学園高校)、原國竜選手(経済学部3年・沖縄尚学高校)が4安打を集中して3点を奪い、一気に逆転しました。1点リードで迎えた最終回、第1戦で延長11回途中まで力投した本学のエース高良一輝投手(経済学部3年・興南高校)が、粘る九共大の反撃を抑え、劇的な大逆転勝利を収めました。

 

 九産大は、6月8日(月)から東京の明治神宮野球場と東京ドームで行われる第64回全日本大学野球選手権大会に出場します。初戦は同日第一試合、東京ドームで仙台六大学野球連盟代表校と対戦します。

 

 大久保哲也監督は、「今年は新しく久米コーチ、神武コーチが就任し、さらに細かい野球ができるようになって優勝への大きな力になりました。全国大会では昨年を上回るベスト4以上を目指します。厳しい戦いになると思いますが、失点を少なくするとともに、数少ないチャンスを生かして確実に勝ちにいきたい」と抱負を語りました。

 

 キャプテンの前田尚輝選手(経営学部4年・宮崎第一高校)は、「優勝できてこれまで苦しかったこともすべて報われました。キャプテンの重責は大きかったですが、同じ4年生が一緒になってカバーしてくれました。全国大会は一戦一戦が気の抜けない試合になると思いますが、まず一勝を目指したいと思います。そしてその積み重ねで優勝したい」と話しました。

 

 

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