学生チームの作品が「ロボメカ・デザインコンペ」で優秀作品に

 「フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ」の九州地区競技会で、工学部、芸術学部、経営学部の学生11人で構成する「KSUコンペCチーム」の作品、宇宙での洗濯装置「オイミーウォッシュ」【写真左】が、優秀作品に選ばれました。

 

 日本機械学会が主催するこのコンペは、柔軟な発想ができる技術者の育成を目的に実施されるもので、今年は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運営している宇宙ステーション「きぼう」における宇宙飛行士の生活・活動支援「宇宙生活」がテーマでした。

 

 受賞作品は、世界で最も寒いとされるロシアの村「オイミャコン」の洗濯方法にヒントを得たもので、洗濯装置に入れた衣服を少量の水で湿らせ、さらに電流による温度変化で凍結、氷の塊によって汚れを浮き出させるものです。水は、ろ過し、再利用することで節水にもつながります。

 

 「生活の知恵を上手に利用している」「地上での新しい洗濯が期待できそう」などの講評を受けました。 

 

 チームのリーダーを務めた工学部バイオロボティクス学科2年の髙木真一さん(近畿大学附属福岡高校)は「チームのみんなが頑張ったおかげで良い結果を出せました。これを糧に、新しいアイデアで、洗濯装置の改良を重ねていきたい」と話します。

 

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