工学部の諫見准教授に日本建築家協会ゴールデンキューブ賞

 工学部住居・インテリア設計学科諫見泰彦准教授が、教材の開発や実施に取り組んできた測量ワークショップ「伊能忠敬のようなこと」が、日本建築家協会「ゴールデンキューブ賞(学校部門特別賞)」を受賞しました。  

 

  

 今回受賞した「伊能忠敬のようなこと」は、江戸時代に我が国で初めて正確な日本地図を作成した測量家・伊能忠敬の測量技術をもとに、グラウンドや広場に巨大地図を正確に描く測量ワークショップです。小学校の算数で学ぶ比例や中学校の数学で学ぶ相似の知識と、まちづくりやいえづくりに必要な測量技術のつながりを児童・生徒に体験させ、子どもたちの学習へのモチベーションを高めることを目的としています。

 

 2011年に福岡市教育委員会の小学校算数科研究指定課題に採択されたほか、福岡市人口150万人を記念するインスタレーションや北九州市産業技術保存継承センターの教育プログラム、鹿児島県の離島交流を目的とした事業などとしても広く活用されています。

 

*「ゴールデンキューブ賞」は3年に一度、18歳以下の児童・生徒を対象とした建築やまちづくりの教育活動や教材を公募し、優れた活動や教材を表彰しています。     

九州産業大学のトップページへ