大学教育フォーラムを開催しました

 6月22日(土)、「九産大のアクティブ・ラーニング〜心が動き、体が動く、楽しい学び〜」をテーマに、大学教育フォーラムを開催しました。  

 

 現在、大学教育は学生が主体的に課題を見つけ、答えを見いだしていく「アクティブ・ラーニング」への転換が求められています。当日は本学の学生や教職員、他大学の教職員の方など約400人が参加しました。

 

 フォーラムでは、はじめに桜美林大学アドミニストレーション研究科の山本眞一教授(写真左)が「転換期の高等教育を考える」と題して基調講演を行いました。「大学を取り巻く状況は大きく変化しているが、知識社会の中で重要な役割を担っていることに変わりはない。今後の大学教育をどのように改革していくべきか考えてほしい」という言葉に参加者は熱心に耳を傾けていました。

 

 続いて、九産大の現場実践型教育「KSUプロジェクト型教育」の中から情報科学部経営学部工学部の3組が事例発表しました。

 

 最後に行われたパネルディスカッションには、名城大学人間学部人間学科の池田輝政教授をコーディネーターに、山本教授、芝浦工業大学システム理工学部の長谷川浩志教授、農業プロジェクトを進める本学経営学部産業経営学科の聞間理教授、同学科4年の江口晃平さんが登壇。「PBLの進化の方向性」について意見を交わしました。

 会場の参加者からも「PBL(※)を進める中でどのように課題を乗り越えたか?」「学生たちのやる気をどう引き出せばいいのか」など質問が寄せられていました。  

 

 九産大では、「KSUプロジェクト型教育」を通じ、学生たちの主体的に考える力や実践力などの育成を図っています。  

 

※PBL・・・Project−Based Learning(課題解決型学習)

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