諸富家具のアンテナショップに芸術学部学生の作品が

 
 佐賀県の諸富家具振興協同組合と九州産業大学芸術学部デザイン学科の連携プロジェクト「moroQ」の作品が商品化されました。
 3月3日(日)まで博多リバレイン1階(福岡市博多区)にある諸富家具のアンテナショップ「mimo wood premium Hakata Riverain FUKUOKA」で展示・販売され、好評を博しています。
 

 このプロジェクトは人々の生活を楽しく豊かにする家具や雑貨の開発を目的に、昨年4月にスタートしました。学生の若くて想像力豊かな感性を生かし、佐賀県の伝統的地場産品である諸富家具の新たな商品を開発しようという取り組みです。

 「moroQ」とは諸富家具と九産大のそれぞれの頭文字をとって名付けられました。今年度はデザイン学科の3・4年生10人が参加。300点近いデザイン案の中から、家具メーカーへの2回のプレゼンテーションで選ばれた25点が試作されました(試作予定含む)。

 

 このうち、アンテナショップにはキリンの形の手押し車や天板の高さを変えることができるテーブル、棚などの家具と、パズル状のマグネットや靴下の形のカードホルダーなどの小物類が並んでいます。  

 プロジェクトに参加した学生は、「企画から完成品にするまで携わった経験は社会人になってからも役立つと思います」「安全性や強度の基準も考えてデザインしなければいけないなど、完成品をつくることの難しさを感じました」と話していました。

 

  「moroQ」の作品は、3月19日(火)から24日(日)まで佐賀県立美術館で行われる「諸富家具コレクション」でも展示されます。

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