学生グループが香椎の町に記憶博物館


 工学部建築学科4年生の学生グループ4人が、香椎(福岡市東区)の町で、卒業研究として「香椎《まちの記憶》博物館〜パビリオンの設計と施工〜」に取り組みました。

 4人は、
小金丸智文さん(佐世保南)【写真下右】と榊英貴さん(長崎南山)【同左】、澤優太郎さん(新宮)、亘裕司さん(中津工業)
 副都心土地区画整理事業が進む香椎のキラキラ通りで1016()から22日(月)に、みゆき通りで1122()から25()に実施しました。

 通りに面する行政先行取得地(空き地)に、設置と撤去が容易な、単管パイプを使用した仮設の手作りパビリオンを設置。地域の方に、住み慣れたまちの記憶を残してもらおうと、香椎の町の歴史や証言をまとめたパネル、昔と今の町並みを比べることができる写真などを展示した記憶博物館をオープンしました。

 パビリオンには多くの人が訪れ、昔の香椎の様子を懐かしむ声が聞かれました

◎この卒業研究は、福岡県建築士会の助成、香椎商工連盟・香椎キラキラ通り商店街・香椎みゆき通り商店街の協力、アイノ写真館の資料提供、傳建築設計事務所・有限会社四島組の技術支援、福岡市住宅都市局建築指導部建築審査課の法的指導、同香椎振興整備事務所の敷地貸与など、産官との連携体制を学生たちが自ら構築し、実施しました。

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