アートディレクターの井上広一さん(1998年九産大卒)が、10月20日(土)、九州産業大学芸術学会講演会で、「井上広一・アートディレクターのお仕事」と題して、アイデアを形にする面白さを語りました。講演会の後半と、翌21日(日)には、九産大美術館に展示されたご自身の作品を前に、ギャラリートークを行いました。
井上さんは、アートディレクターの仕事の説明やこれまで手掛けた作品に込めた思いなどについて語りました。デザインの仕事を目指す学生には「まずデザインが好きであること、そして楽しむこと。授業以外にも、たくさんの本に触れて、視野を広げていってほしい」と話していました。
●井上広一 氏
1976年福岡県八女生まれ。
1998年九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業。
Wieden+Kennedy Tokyoの立ち上げと同時に入社。
NIKE、森ビル、KUMON、Starbucks Coffeeなどのクライアントを担当。
2005年クリエイティブ・ブティックORYEL(オーイェル)設立。
Felisi、Phenix、Zehaなどのブランドや企業と深く関わりながらクリエイティブ
ワークを展開。広告やグラフィックデザイン、ロゴデザイン、ウェブデザイン、
空間ディレクションといった、ジャンルや媒体にとらわれない幅広いクリエー
ションを行っている。
●九州産業大学美術館開館10周年特別展 卒業生-プロの世界-vol.4
Art Director Koichi Inoue
井上広一:アートディレクションのほとんどぜんぶ
11月4日(日)まで開催中
10:00-17:00(入館は16:30まで) ※月曜日休館・入館無料