九州産業大学美術館は開館10年目

九州産業大学美術館は今年度、開館10年目を迎えています。九州唯一の大学美術館として平成14年4月にオープンした美術館は、芸術教育研究の活性を図るとともに、地域の文化芸術活動の振興に資することを目的としています。

 

美術館の所蔵品は、絵画をはじめとして、彫刻、版画、工芸、デザイン、写真など幅広いジャンルの約700点。1年を通じて企画展、所蔵品展を開催する美術館は、学生の創作活動に大きな刺激を与え、地域の方々も広く芸術に親しめる芸術拠点としての機能を果たしています。
 また、
福岡県教育委員会から博物館相当施設として指定(平成14年4月)され、本学が開設する学芸員資格取得課程における博物館実習施設としても利用されています。

 

開催中の展覧会

芸術学部教員作品展−表現の交差点−

 美術学科、デザイン学科、写真映像学科に所属する専任教員が制作した多彩なジャンルの作品約100点が展示されています。
 7月31()まで(月曜休館) ※入場無料

 10:0017:30(入館は17:00まで)


 

美術館が取り組む創造性教育プログラム」

九州産業大学美術館は、大学が持つ「ひと・もの・こと」を活用した創造性教育を通じて、地域の方々が広く芸術に親しめるよう、多彩な芸術体験学習プログラムを実施しています。制作指導には本学学生がボランティアとして参加します。

 <主なプログラム>

幼稚園児のための芸術教室

 年少から年長までの幼稚園児を対象に、いろいろな画材を使い、感じたことを

 感じたままに表現していく楽しさいっぱいのプログラムです。絵本の読み聞か

 せや野外活動も行います。

児童・生徒のための芸術教室

 小中学生対象のプログラム。学部生や大学院生、学芸員課程および社会教育主

 事課程の受講生で組織する「アートキャラバン隊」が、ワークショップを企画

 立案し、県内の社会教育施設などで出張講座を実施しています。

子どもアートキャンプ

 小学生を対象とした宿泊型の芸術体験学習プログラム。大自然の中で学生や地

 元の方々との交流を通じて日ごろ気づかないことを体いっぱいで感じ取り、自

 分らしい表現活動を行います。

教員免許状更新講習

  「表現」と「鑑賞」からなる図画工作科について、幼稚園・小学校教諭を対象に

  講習を開催。参加教諭は大学美術館でそれぞれのプログラムを座学だけでなく、

  実践的に体験して、子ども達への授業デザインを考案します。

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