海外渡航を計画している学生および教職員の皆さまへ(第一報)

 現在、メキシコ、アメリカを中心に世界各地で新型インフルエンザ(ブタインフルエンザ)が発生し、感染拡大が確認されています。
 これを受けて、世界保健機関(WHO)は、「継続的に人から人への感染がみられる状態になった」として、警戒レベルをフェーズ4からフェーズ5に引き上げました。
 このことにより、今後、海外へ渡航を予定している学生および教職員の皆さんにつきましては、新型インフルエンザに感染する可能性があるという理由から、メキシコへの渡航は禁止とし、その他の海外への渡航は、自粛していただきますようお願いいたします。
 今後も頻繁に手洗いやうがいを励行し、マスクを着用するなど、感染予防に努めてください。

                                           平成21年5月1日
                                           学長 佐 護  譽

新型インフルエンザとは?

◆新型インフルエンザウイルスとは、動物のインフルエンザウイルスがヒトに感染し、ヒトの体内で増えることができるように変化してヒトからヒトへと効率よく感染するようになったものです。このウイルスが感染して起こる疾患が新型インフルエンザです。
◆現在、メキシコ、アメリカおよびニュージーランド等において、多くのヒトがブタインフルエンザに感染しています。このブタインフルエンザは新型インフルエンザウイルスの条件を充分に満たしている、危険性の高いウイルスです。
◆新型インフルエンザウイルスは人間界にとっては未知のウイルスで、ヒトは免疫を持っていないことから、容易にヒトからヒトへ感染して広がり、、急速な世界的大流行(パンデミック)を起こす危険性があります。

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