中島俊介氏(臨床心理士)の講演会が開催されました

 臨床心理士の中島俊介氏(北九州市立大教授)の講演会が、2月11日(水・祝)、「身近なメンタルヘルス」をテーマに本学内で開催されました。
 九産大後援会福岡県支部の主催。中島氏の講演は昨年に続き、2回目です。

 メンタルヘルスとは、こころの健康。中島氏は、
「こころの健康を保つには、『個としての自分』と『他者を支える自分』のバランスが大切です。バランスよく生きるにはどうすればよいのか?私たち人間が、ヒトであるための健康の基盤である『生命エネルギーの力』、いわゆる生命力を保持・向上させるポイントを知ることなのです」と話しました。
 「まずは、自分自身のストレスケアを知ること。そして良好な人間関係を構築すること。自己に対しては『とらわれのない心構え』と『自己開示』、他人に対しては『挨拶・雑談・笑顔』が大切。『職場・家庭・地域における日常のコミュニケーション』が最も基本であり不可欠です」と、強調しました。

 ユーモアたっぷりのトークに、会場には笑顔と笑いが。後援会の保護者の方々、学生、教職員の出席者約200人は、熱心に聞き入っていました。

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