快挙!国際文化学部卒業の四之宮さんがドイツ最高峰の国家試験に合格!

 国際文化学部卒業生の四之宮玄騎さんが、整形靴職人としてドイツ最高峰の国家資格「マイスター(親方)試験」に見事合格しました。

 「整形靴」とは、病気で足が変形した患者一人ひとりに合わせて製作する靴で、多くの時間と労力はもちろんですが、技術が伴わなければなりません。

 また一方で、普通の靴も製作し、ドイツのヴィースバーデンで開催されたコンテストの「手縫い高級靴」部門に出品、見事優勝の栄冠に輝きました。

 このたび一時帰国の際、学生時代の恩師である森岡章夫准教授を訪ね、修行時代の厳しさについて語ってくれました。それによると靴の勉強のみでなく、分厚い医学書(もちろんドイツ語、部分的にはラテン語)を何冊も読んで筋肉や骨の動きについても勉強したそうです。

 四之宮さんは、「マイスターとなった今、自分の店を持ち弟子を取る権利もありますが、当面は、自分自身の向上のために努力を続けたい。学生時代にドイツ語を学んだことが、自分の人生を大きく変えた第一歩でした」と力強く語ってくれました。

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