商学部後藤孝夫講師が「平成20年度公益事業学会奨励賞(論文)」を受賞

 商学部商学科の後藤孝夫講師が、6月7日(土)に宮城県内で開催された第58回公益事業学会において、平成20年度公益事業学会奨励賞(論文)を受賞しました。

 この賞は、45歳以下の若手研究者において、優れた実績を上げた者に対して贈られるもので、受賞した論文「維持更新時代を見据えた維持管理有料道路制度の有効性の検討」は、今後、重要性が増すと考えられている道路構造物(橋りょう、トンネル)の維持管理の費用負担の在り方に関して検討したものです。

 本研究は、地方道路公社管理の一般有料道路について、個別採算性という方式に着目し、排除性が高く、料金徴収費用が多大でない場合、維持管理有料道路制度は有効であるという結論を導き出したことが、高く評価されました。

※財団法人運輸政策研究機構運輸政策研究所研究員・早川伸二氏との共著

九州産業大学のトップページへ