平成19年度「特色ある大学教育支援プログラム」(文部科学省)に採択

 文部科学省の平成19年度「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に、九州産業大学の語学教育研究センターが実施している取組が採択されました。
 実践的英語コミュニケーション能力の育成を目指し実施している「全学共通英語教育による4年一貫した取組」の実績が認められたものです。

特色ある大学教育支援プログラムとは−
 文部科学省が、各大学、短期大学で実績をあげている教育方法や教育の質を向上させる工夫改善などの中から、国公私を通じて特色ある優れた取組を選び、サポートするものです。また、選ばれた取組は社会に広く情報提供され、高等教育全体の活性化が促されます。

−取組の概要−
【名 称】
全学共通英語教育による4年一貫した取組
−実践的英語コミュニケーション能力の育成を目指して−
【概 要】 
 本学の「全学共通英語教育」は、全学生を対象に基本的・実践的英語コミュニケーション能力の育成を目的とし、4年一貫したカリキュラムを実施している。
 この取組では各年次に応じた目標設定を行い、1−2年次は基礎的英語能力育成期間 (TOEIC Bridge IP 140以上)、3−4年次は実践的コミュニケーション能力育成期間 (TOEIC IP 730以上) と位置づけ、プレイスメントテストにより学部合同の少人数能力別クラスを編成している。外国人教員と日本人教員が同じクラスを担当、レベルに応じたe-learning 課題学習を導入し、きめ細かな指導を行ったことで1年後のアチーブメントテストでは1-2年次合わせて4,179人の平均点が上昇する教育効果を上げた。成績上位の3年次生は夏期休暇中に海外インターンシップに派遣する。
 本取組では課外講座、英語ディベート交流及び英語ディスカッション等も実施し、資格取得奨励費制度など全学的支援を展開し、全学共通教育を推進する。

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