成人麻疹(はしか)が大流行の恐れ

 東京都をはじめ関東地方で麻疹(はしか)が流行し、いくつかの大学で休講措置がとられています。
 麻疹は、空気感染・飛沫感染・接触感染をし、非常に強い感染力を持っています。
 ウイルスに感染後、10日前後の潜伏期間を得て発症。高熱、咳、鼻汁など風邪のような症状が2〜4日続きます。
 その後、全身に赤い発疹(はっしん)が広がり、時には肺炎や脳炎など重症化もあります。
 発疹出現後5日間は、感染力があり、学校保健法では、解熱後も、3日間の出席停止が指示されています。

【 対 策 】

◇うがいと手洗いの励行が大切です。

◇麻疹ワクチンを接種したことがなく、麻疹にかかった
 こともない方は、予防接種をうけることが望まれま
 す。
 最寄の医療機関にご相談ください。
 なお、麻疹ワクチンの接種歴は母子手帳に記載されて
 いるはずです。ご両親に確認してみてください。

◇38℃にも及ぶような高い熱が出たら、外出・登校をせ
 ず、医療機関に相談してください。麻疹は後に出ます
 ので、発熱のみでも油断できません。

◇麻疹と診断されたら、学生部保健室(092-673-5119)
 に電話連絡してください。

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