第8回2007年上野彦馬賞
出てこい現代の彦馬たち
幕末から明治にかけて写真術を学び、わが国の<写真の祖>として尊敬されている「上野彦馬」の名を冠したこのコンテストは、21世紀に羽ばたく若い写真家の発掘と育成を目的としています。
プロ、アマは問いません。奮ってご応募ください。
2000年、九州産業大学が建学40周年を記念して創設した「上野彦馬賞ー九州産業大学フォトコンテストー」も今年で7回目となりました。幕末から明治にかけて写真術を学び、わが国の<写真の祖>と言われる上野彦馬(1838〜1904)の名を冠したこのコンテストは、明日の写真界へのデビューを夢見る若い写真家の発掘と育成を目的としたものです。第7回目の昨年は、全国から2,652点の応募があり、72人の方々が入賞されました。これらの入賞作品の展覧会は、福岡(九州産業大学美術館、福岡アジア美術館)と東京(東京都写真美術館)で開催され、大きな反響を呼びました。今年も全国から数多くの皆様が応募されることを期待しております。
第8回上野彦馬賞作品募集TVCM
2006年 上野彦馬賞/入賞作品
2005年 上野彦馬賞/入賞作品
2004年 上野彦馬賞/入賞作品
2003年 上野彦馬賞/入賞作品
2002年 上野彦馬賞/入賞作品
2001年 上野彦馬賞/入賞作品
2000年 上野彦馬賞/入賞作品
坂本竜馬写真
私を撮ったのは上野彦馬である
独特の風情で写真におさまった幕末の志士・坂本龍馬。この写真を撮ったのが、わが国の<写真の祖>と言われる上野彦馬(1838〜1904)。日本のプロ・カメラマンの草分けである。上野彦馬は長崎医学伝習所で化学を学び、さらにフランス人写真師ロッシュに写真術を習う。そして1862年(文久2年)、長崎に上野撮影局を開業。坂本龍馬、勝海舟、高杉晋作等、多くの有名人が訪れ、評判となった。上野彦馬の写真は、歴史的にも貴重な財産として現代に多くを伝えている。
上野彦馬写真
上野 彦馬
(1838〜1904)
上野彦馬は、上野俊之丞の子で、長崎の銀屋町に生まれた。父は蘭学者で、煙硝や更紗などの開発でも有名。また、上野家は、先祖代々肖像画を描く画家の家系でもあった。彦馬はポンペについて化学を勉強中、写真について興味を覚え、研究に着手、ついにその実用化に成功、わが国写真術の開祖と称されている。明治7年の金星観測で、わが国最初の天体写真を撮影、明治10年の西南戦争で、わが国最初の戦跡を撮るなど活躍した。特に坂本龍馬の写真は有名。
【審査委員】
 
■名誉審査委員: 上野  一郎[学校法人産業能率大学最高顧問]
  小沢  健志[日本写真芸術学会名誉会長]
■審査委員: 松本  徳彦[写真家・日本写真家協会専務理事]
  坂田栄一郎[写真家]
  江成  常夫[写真家・九州産業大学大学院芸術研究科教授]
  大島   洋[写真家・九州産業大学芸術学部教授]
  菅  十一郎[九州産業大学芸術学部教授]
  平木   収[九州産業大学芸術学部教授]
  田鍋  公也[毎日新聞西部本社写真部副部長]
【主  催】
毎日新聞社、九州産業大学
【後  援】
文化庁、日本写真芸術学会、東京都写真美術館
【協  賛】
キヤノンマーケティングジャパン(株)、コニカミノルタホールディングス(株)、
サイバーグラフィックス(株)、(株)ニコン、富士フイルムイメージング(株) 、
富士フイルムイメージテック(株)、エプソン販売(株)
■お問い合わせ先
 毎日新聞福岡本部事業部
 〒810-8551 福岡市中央区天神1-16-1 毎日福岡会館4階
 TEL 092-724-7203
募集要項

■一般部門

【テーマ】 自由
【応募資格】
39歳以下(2007年9月15日現在) ※中学生・高校生でも応募可
【サイズ】
プリント四つ切り(大・ワイド四つ切り含む)、又はA4
※いずれも単写真、又は5枚以内の組写真
【表 彰】
●上野彦馬賞 1名(賞金 100万円、賞状、盾、副賞)
●九州産業大学賞 1名
(賞金 10万円、賞状、副賞)
●毎日新聞社賞 1名
(賞金 10万円、賞状、副賞)
●日本写真芸術学会奨励賞 6名
(賞金 各5万円、賞状、副賞)
●入選 20名
(賞状)
■高校生・中学生部門
【テーマ】 自由
【応募資格】
高校生および中学生
【サイズ】
プリント六つ切りまたは四つ切り又はA4※単写真のみ
【表 彰】
●上野彦馬賞ジュニア大賞 1名(賞品 10万円相当、賞状、盾、副賞)
●九州産業大学賞 1名
(賞品 5万円相当、賞状、副賞)
●毎日新聞社賞 1名
(賞品 5万円相当、賞状、副賞)
●日本写真芸術学会奨励賞 5名
(賞品 各3万円相当、賞状、副賞)
●上野彦馬奨励賞 5名
(賞品 各3万円相当、賞状、副賞)
●九州産業大学芸術学部写真学科奨励賞 10名

  (賞品 各1万円相当、賞状、副賞)

●入選 20名
(賞状、副賞)
●佳作 30名(賞状、副賞)
応募要項
【応募規定】
1. 写真作品は3年以内に撮影したものに限る。ただし、過去にコンテスト等で入賞した作品、および他のコンテスト等に応募し、まだ結果が判明していない作品は応募することができない。
2. (1)フィルムを用いた従来の写真(銀塩写真)
(2)デジタルカメラで撮影した写真または、(1)にデジタル処理を施したもの。
(3)カラー・モノクロは自由。
3. 主催者は入賞作品のネガ・ポジ・デジタルデータの提出を求める。また、デュープもしくはデジタルデータを保存する。
4. 入賞作品の著作権は作者に帰属する。その作品は主催者が優先的に新聞・雑誌等に使用することができる。
5. 応募作品は原則として返却しない。
【出品料】
無料
【出品点数】
制限なし
【応募方法】
1. 写真の裏面に天地を記載し、応募票を右下角に貼付すること。(※作品ごとに貼付)

→応募票はこちらから(PDF形式)
2. 応募票は自作も可。
3. 写真はパネルや台紙に貼らないこと。
【締め切り】 2007年9月15日(土)必着
【発表】
2007年10月下旬、毎日新聞紙上にて発表。入賞者には通知する。
【作品展】
九州産業大学美術館、東京都写真美術館、福岡市美術館 他
【作品の送付先】
〒810-0001 福岡市中央区天神1-16-1 毎日福岡会館6階
毎日新聞社「上野彦馬賞」事務局
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