PlusK_vol.35
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講義内容(全8回)舞山 秀一 客員教授芸術学部昭和37年福岡県生まれ。昭和59年九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、株式会社スタジオエビスを経て、昭和61年独立。平成21年株式会社マイヤマ事務所設立。ポートレートを中心に、広告写真業界の第一線で活躍。平成26年より、現職。 本学では、各界の第一線で活躍する客員教授による特別講義を開講しています。プロによるスペシャルな講義を、特別に誌上公開! プロの講義を受講できるということで、この授業を履修しました。舞山先生は著名な方ですが、とても気さくで親しみやすい印象です。構図やライティングなどスキル面でたくさんアドバイスをもらいましたが、最も印象に残っているのは、「カメラマンの被写体への思いが、写真に深みを与える」という言葉です。カメラマンの気分の高揚や被写体への熱い感情によって、その写真がただの写真ではなく、被写体の本質を映し出す作品になる、という意味です。この言葉を常に意識し、今後も作品制作に取り組んでいきたいです。前田 真太郎さん芸術学部 写真映像学科3年(門司大翔館高校) この講義では、「写真を仕事にする」人材の育成を目指しています。私は、広告写真や雑誌、CDジャケットの撮影から作家活動まで、写真のさまざまなジャンルで制作を続けてきました。写真の仕事を目指す学生の皆さんを、どの分野にも案内できます。 授業では、私が写真家として培ってきたものを、惜しみなく学生の皆さんに伝えています。それは、撮るテクニックはもちろんのこと、カメラマンとしての意識、被写体との向き合い方、そして現場のリアリティーです。自らのオリジナリティーをいかに生み出していくかを教えたい。 学生の皆さんは写真を撮ることの意味を考えながら、「写真を仕事にする」ために必要なものをつかんでください。「ポートレート」講義・実習VOICE1講義2学内実習3学外実習4講義ビジネスとしての写真に必須のポートレート(肖像写真)について、「カメラマンの意識をどれだけ写真に込められるか」と語る舞山教授ビジネスとしての写真に必須のポートレート(肖像写真)について、「カメラマンの意識をどれだけ写真に込められるか」と語る舞山教授撮影を終えて、撮ったばかりの写真をセレクトし、色のレタッチを行う。スピーディーな作業に、プロの仕事の速さを実感撮影を終えて、撮ったばかりの写真をセレクトし、色のレタッチを行う。スピーディーな作業に、プロの仕事の速さを実感光をコントロールする白布の位置を細かく指示しながら、素早くシャッターを押す舞山教授。雑誌の撮影現場さながらの緊張感が漂う光をコントロールする白布の位置を細かく指示しながら、素早くシャッターを押す舞山教授。雑誌の撮影現場さながらの緊張感が漂うモデルへの声の掛け方、瞬間の光やモデルの表情の捉え方、OKを出すスピード感。舞山教授の動きの全てが勉強だモデルへの声の掛け方、瞬間の光やモデルの表情の捉え方、OKを出すスピード感。舞山教授の動きの全てが勉強だアシスタントを務める学生たち。現場での動き方を身をもって学んでいくアシスタントを務める学生たち。現場での動き方を身をもって学んでいくロケに先立って、モデルに風を送るブロアーなど、プロ仕様の機材の持ち方や使い方について、細かなレクチャーを受けるロケに先立って、モデルに風を送るブロアーなど、プロ仕様の機材の持ち方や使い方について、細かなレクチャーを受ける07+K 2017 Autumn第1回 : 舞山教授の作品紹介、撮影時のポイント解説第2回 : 学生の作品に対する舞山教授からのアドバイス第3回 : 写真スタジオなどでのモデル撮影第4回 : カメラメーカー担当者とのトークセッション第5回 : ポートレート(肖像写真)に関する講義・実習第6回 : 学生と舞山教授とのコラボレーション作品の制作第7回 : 学外などでのスナップ撮影、加工処理のポイント説明第8回 : 学生のポートフォリオ(作品集)提出、講評密着!

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