タイトルイメージ

初回、いきなりセンター前ヒットを打たれたが、2盗を強肩の渡辺(工・3年)が阻止。2回、3回も相手のバントを池田(商・4年)の好判断で2封殺、跳びだしたランナーを渡辺の牽制で刺殺。試合の流れを引き込んだかに思えたが、相手投手高橋(Japan)にノーヒットに抑えられ三振の山を築く。好投を続けた武内(経営・4年)は4回に見方のエラーもあり1点を失うが、センター尾上(情・3年)の好返球で2点目は阻止。しかし、相手打線が3打席目を迎えた5回は連打を浴び無念の降板。リリーフした渡辺も相手の勢いを抑えきれず合計8点を奪われ万事休すかと思われた。が、粘る九産大は5回裏に先頭の渡辺がチェンジアップを捕らえ左オーバーの2塁打。続く坂田(商・3年)は倒れたが、周藤(商・4年)が1塁線を抜く3塁打で1点を返し意地を見せた。しかし、後続が抑えられて、9-1(5回コールド)の完敗。残念な結果に終わったが、全力を尽くした選手諸君に惜しみない拍手がスタンドから送られ、爽やかな風の中、九産大ソフトボール部の激闘が終了した。

インカレ(全国大会)で燃え尽きる!

平成20年8月29−31日、仙台(鷹来の森運動公園)で文部科学大臣杯第43回全日本大学選手権大会が行われた。九産大の男子ソフトボール部も九州大会を勝ち抜いて2年連続出場。上位進出を狙える好チームに仕上がったが、初戦の相手はJapan2名を擁する優勝候補の日体大。雨のため1日順延した30日、杜の都の夜明けとともに九産大の激闘が始まった。

平成20年5月3,4日に雁の巣運動公園で行われた福岡6大学春季リーグ戦において、福岡大学、福岡経済大学、九州大学、西南学院大学、福岡工業大学を撃破して堂々の全勝優勝を飾った。日ごろの練習の成果が実り、エラーの少ない守りのソフトボールができたことが大きな勝因だろう。一方で、バント失敗の後の三振、ベースランニングの失敗、策を練るあまりに委縮したバッティングなど、改善すべき点が多くあった。しかし、チームの勢いは上げ潮で、3年前のインカレ2回戦以上の活躍を期待したい。

2年ぶりにインカレ出場!

五月晴れの中、福岡6大学春季ソフトボール大会が始まった。初戦、西南大に12−2で快勝したが、2戦目の福岡経済大に6−9とまさかの敗戦。力投型の先発渡辺(工学部2年)は、力だけでなくコントロールと配球の大切さが痛感できただろう。送球の間に進塁されたり、投手正面へのバントなど、緻密さに欠ける内容だった。チームの問題点出しには格好の試合であった。

福工大、九州大を撃破したのち、いよいよ宿敵福岡大との対戦。3回までは0対0の互角。4回表、福大の先頭打者がセカンド左へ内野安打。続くバッターのサードゴロをまさかの送球ミスでノーアウト2,3塁。続く4番打者を歩かせて満塁。ライト前、センター前ヒットで3点を失い、続くバッターに2ランホームランを打たれて先発渡辺は降板。2番手の武内の奮闘むなしく5回コールド(8-0)の惨敗。力の差が出た試合だったが、まだまだ若いチーム。この敗戦をばねに大きく飛躍してほしい。


福岡6大学春季リーグ戦

(平成19年5月3日〜5日)雁ノ巣運動場

平成19年5月26,27日に鹿児島県知覧町で行われた九州大会において、第3位になった九産大は2年ぶりに全国大会(京都府舞鶴市)の出場権を得た。しかし、準決勝では熊本学園大学に7−0のコールド負け。全国大会までに、心・技・体、の言葉を大切にし、基本に忠実で、隙のないプレーができるチームへの変身が望まれる。さらなる飛躍を期待したい。

3年ぶりに福岡6大学春季リーグ戦で優勝!
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